
アイアンのリシャフトが完了。リシャフトした理由は、もちろん合う合わないの前提もあるが、加えてどんなスイングを作って行きたいか?どう振ってどうなって欲しいか?が重要。今回はそんなリシャフト。
シャフトの特性がスイングを作ってしまう

自分に合ったシャフトという考え方にもいろいろある。欠点を補って助けてくれるシャフトだったり、単にタイミングや打感が好みに合うシャフトだったり、理想とするスイングに導いてくれるシャフトだったり。
今回リシャフトに至ったのは、簡単に表現すると「タイミングが合う」はずだった適正シャフトが暴れ始めたから。結論として「ではどうしたいのか?」からチョイスが始まったもの。
私のように練習回数が多いゴルファーには、「理想とするスイングに導いてくれるシャフト」というのがやはり良いのだ。
適正より理想に導いてくれるシャフト
さきほど、「適正シャフトが暴れは始めた」としたが、詳しくは「意に反してヘッドが走ってしまう」が正しい。商品が悪いわけじゃない。
要はダウンブローに打ち込みたいのに、思ってるよりも早くヘッドが落ちてしまうのでダフリやすいという現象。これは自己判断じゃなくて、工房店長に長い期間観察してもらってのもの。
その工房店長いわく、
1.スインガーなのに、ヒッターの要素が混ざってきた。
2.よって、意図した球筋やコントロールが制御できない。
3.タメて打つタイプなのに思った所にヘッドがないのは問題。

と、これらの問題を解決すべく中調子のシャフトにしたというわけ。いきなりの不安もあったし、アイアンの場合セットで替えないといけないのでお金もかかるってことで、長期間に渡って試打を繰り返した。
本当は、NS950シリーズでいいんじゃないか?とも言われ、実際の試打でもビシバシ決まるんだけど、「今さら・・・」という見栄を含めた納得感も加味してツアーイシューCPTを選択した(笑)。
リシャフトして変わったこと
ダイナライトゴールドXP(R300)
↓(リシャフト)↓
ダイナミックゴールド・ツアーイシューCPT(S200)

主な変更点は、キックポイントと総重量とバランス。総重量は体感できるほど重くなった感覚はない。バランスは1ポイント強重くなった。初めて打つシャフトじゃないけど、自分のヘッドに挿さったのは初めて。
直感的には、「振る」から「回る」に変わった感覚。違う表現をするとヘッドをしかるべき位置に感じて必要以上に走らないので、今までよりフェースが下を向いたまま打ち込めてる感覚がある。
シャフトがしなる感じが掴み取りやすく、どっしりズッシリ感があるので結果的に振り回す感じや暴れる感じが減った。
とりわけこの感覚が多いのが、5番とか6番の長めのクラブ。PW以下は以前からすでにこのシャフトに替えてあったので、ショートアイアンでは変わった感覚が薄いのかもしれない。
まだ練習場でしか試してないが、かなりコントロールしやすくなったような気がする。ミスヒットの時も意に反さずミスすべき方向へ行く。

あくまで計測上、186Yまで逝ってしまった5番アイアンの弾道データ。
飛距離が伸びたかもしれないので要調整
先調子高弾道のシャフトからの変更なので、当然打ち出し角が低くなって飛距離がやや伸びてしまった。このへんは、今まで振り過ぎの感覚があるのでスイングを調整しながら整えていきたいと思う。
使用しているシミュレーターでは、スピン量がやや曖昧なので、表示される打ち出し角、ボールスピード、キャリーを参考にしたい。

適正や好みもあるけど「どうしたいか?」にこだわった試打のすすめ
ということで、ハンデキャップが20を切ってさらに上を目指したいならこういったリシャフトの考え方をお勧め。
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コメント
コメント一覧 (10)
はるるさんの目指されている方向ならDLG−XPではなく、DG−CPTが合うんじゃないのかなと思っていたら・・・やはり。
PWを換えられていたので、慣れは早いでしょうね。というか、試打し尽くしてのリシャフトでしょうし。
かなり弾道・飛距離も変わった感じですね。でも、低くでて距離が出るのなら、振りすぎはまずいですが、いい方向ではないのでしょうか。
シミュレーターとはいえ、5Iで186yはとても打てません。
NS950は今のはるるさんに似合いません(笑) いろんな意味でCPTが正解だと思います。
前々回のラウンドからアイアン・ウェッジをNewクラブに替えました。以前メールでお話ししたスペックです。
ラウンドの前々日に完成し、朝の練習レンジだけでラウンド決行。アイアンの1打目はいきなりバンカーショットする羽目に。さすがにトップしてしまいました(^^;
もう少し慣れは必要な感じですが、2ラウンドで82、84なので結果OK。
あわせて、パターグリップも交換。前回ラウンドからは中古の4I代わりのUT(25度)を投入。UTもP-tune(シャフトN.S.PRO HYBRID110S)です。
先日、力みがというコメントを投稿しましたが、力みの原因はこれです。クラブを換えたからいい球が打てるはず、と力んでいただけですね。
次回、お会いする時までには重さを生かした力まないスイングをお見せできるよう練習します。内緒にしておこうと思っていたのですが、我慢できませんでした(笑)
クラブ新調のプランを教えてもらっていたものの、結構決まるのが早かったですね。フルチェンジっぽかったので、じっくりだと思ってましたけど(笑)。
私の方も、流れを考えますとアイアンを替えたら長いクラブも!ということになるんですが、様子を見ながらと思っています。ドライバー、4W、UT2でいずれもATTASが挿さってるクラブです。
試打でSYSTEM3をワッグルしたときに、この重さ・振り心地が欲しかったのよ〜 って感じでほぼ即決しました。まだ、軽〜いUT3とFWが残ってます。資金が・・・
はるるさんのスペックを再度拝見しました。PINGのUTがよくわかりませんけど、DRが少し軽いくらいでアイアンとの重量の流れはいいんじゃないでしょうか?DRもいろいろ検討されているようなので、次のStepももうすぐ完成でしょうか。
あくまでも腕の脱力が前提ですが。
クラブを持たずにシャドウスイングすると分かります。
こんど、論文にします(笑)。
PINGのUTはそれぞれ350g、354.5gでした。セッティングの記事に書き加えておきました。ドライバーは現在不思議な状態にありまして、303gのD4なんですが、310g以上の重めのドライバーを持ってる人に振らせるとほぼ全員「重いっ!」の感想です。私はこれをかなり短くグリップしてるんですが、今回のアイアンと交互に振っても今のところ悪くないです。
市販のドライバーは今やどれもすっぽ抜けるように軽いイメージがあって、フォローで手を離してしまいます。次にチョイスする時は重いヘッドにシャフトを短く挿すなどになりそうですね。
私のDRは322.6gですが、D2.5です。それなりに重いですが、軽めの振り心地で組んでくれる工房さんなので、私でも重いクラブが振れるんだと思います。
ところで、重いヘッドのDRってなかなか売ってないのでは??長尺指向が収まったら出てくるかもしれませんけど。
フラットにしたライ角を標準に戻したものの
ダフリが止まりませんでした。
こちらの記事からヒントをいただき、DGS200から変更したNSのMODUS125SがDGより先が走る特性のせいだろうとの結論に至りました。
とりあえず、125Xにリシャフトして様子を見てそれでもだめならDG回帰です。
ほんとうにいろいろと勉強させてもらっています。