ダイナミックゴールド・ツアーイューCPT

アイアンのリシャフトが完了。リシャフトした理由は、もちろん合う合わないの前提もあるが、加えてどんなスイングを作って行きたいか?どう振ってどうなって欲しいか?が重要。今回はそんなリシャフト。

シャフトの特性がスイングを作ってしまう


MP-53をリシャフト

自分に合ったシャフトという考え方にもいろいろある。欠点を補って助けてくれるシャフトだったり、単にタイミングや打感が好みに合うシャフトだったり、理想とするスイングに導いてくれるシャフトだったり。

今回リシャフトに至ったのは、簡単に表現すると「タイミングが合う」はずだった適正シャフトが暴れ始めたから。結論として「ではどうしたいのか?」からチョイスが始まったもの。

私のように練習回数が多いゴルファーには、「理想とするスイングに導いてくれるシャフト」というのがやはり良いのだ。



適正より理想に導いてくれるシャフト


さきほど、「適正シャフトが暴れは始めた」としたが、詳しくは「意に反してヘッドが走ってしまう」が正しい。商品が悪いわけじゃない。

要はダウンブローに打ち込みたいのに、思ってるよりも早くヘッドが落ちてしまうのでダフリやすいという現象。これは自己判断じゃなくて、工房店長に長い期間観察してもらってのもの。

その工房店長いわく、

1.スインガーなのに、ヒッターの要素が混ざってきた。

2.よって、意図した球筋やコントロールが制御できない。

3.タメて打つタイプなのに思った所にヘッドがないのは問題。

チップゴルフ工房安達店長

と、これらの問題を解決すべく中調子のシャフトにしたというわけ。いきなりの不安もあったし、アイアンの場合セットで替えないといけないのでお金もかかるってことで、長期間に渡って試打を繰り返した。

本当は、NS950シリーズでいいんじゃないか?とも言われ、実際の試打でもビシバシ決まるんだけど、「今さら・・・」という見栄を含めた納得感も加味してツアーイシューCPTを選択した(笑)。



リシャフトして変わったこと


ダイナライトゴールドXP(R300)
↓(リシャフト)↓
ダイナミックゴールド・ツアーイシューCPT(S200)

ダイナミックゴールド・ツアーイシューCPTにリシャフト

主な変更点は、キックポイントと総重量とバランス。総重量は体感できるほど重くなった感覚はない。バランスは1ポイント強重くなった。初めて打つシャフトじゃないけど、自分のヘッドに挿さったのは初めて。

直感的には、「振る」から「回る」に変わった感覚。違う表現をするとヘッドをしかるべき位置に感じて必要以上に走らないので、今までよりフェースが下を向いたまま打ち込めてる感覚がある。

シャフトがしなる感じが掴み取りやすく、どっしりズッシリ感があるので結果的に振り回す感じや暴れる感じが減った。

とりわけこの感覚が多いのが、5番とか6番の長めのクラブ。PW以下は以前からすでにこのシャフトに替えてあったので、ショートアイアンでは変わった感覚が薄いのかもしれない。

まだ練習場でしか試してないが、かなりコントロールしやすくなったような気がする。ミスヒットの時も意に反さずミスすべき方向へ行く。

5番アイアンの最大飛距離リシャフト後
あくまで計測上、186Yまで逝ってしまった5番アイアンの弾道データ。



飛距離が伸びたかもしれないので要調整


先調子高弾道のシャフトからの変更なので、当然打ち出し角が低くなって飛距離がやや伸びてしまった。このへんは、今まで振り過ぎの感覚があるのでスイングを調整しながら整えていきたいと思う。

使用しているシミュレーターでは、スピン量がやや曖昧なので、表示される打ち出し角、ボールスピード、キャリーを参考にしたい。

7番アイアン弾道リシャフト後



適正や好みもあるけど「どうしたいか?」にこだわった試打のすすめ


ということで、ハンデキャップが20を切ってさらに上を目指したいならこういったリシャフトの考え方をお勧め。

ここから宣伝。工房って敷居が高そうだけど、都内なら多くのシャフトを計測付きで比較できて、悩みも聞いてくれるチップゴルフがお勧め。

チップゴルフ工房
チップゴルフ(池袋・駐車場完備・シミュレーター試打可)
http://chip.golf-hp.com/

プロや芸能人のリシャフトも多く手掛けて、固定客のレベル、性別、年齢層も幅広いので安心。「まだ下手だから」とか「今はスイング改造中だから」という方にこそうってつけだと思いますよ!