ドライバーショット

力まないことを課題にしているゴルファーが多い中、私は力の入れ方を探してきた。練習量を増やして少し見えてきたのは、腰の回転と肘がポイントになってるということ。力強いスイングとインパクトを目指して!

“ゆったり振れていいね!”と言われる屈辱


以前からよく「ゆったり振れていいねぇ!」と言われる。相手は力みがないとかリズミカルという表現も使って、褒め言葉として言ってもらっているんだけど、これが私にとっては心外だったりする。

また、「フルスイングしてるのを見たことがない。」とまで言われることもあったりする(苦笑)。いや、それは言い過ぎだろ!とか。


いや、これでも一生懸命振ってるんだけど?(汗)


イメージとしての目標は、「軽く振ってるのに飛ぶ!」だから、ある意味達成してるわけだけど、プロやコーチなんかは私のスイングを決してそうは言わない。「もっと振れない?」と言われることはある。



腰の回転を意識してみたら変わってきた


力強くなったドライバーのインパクト

ある日、工房店長の試打中に「どうやったらフィニッシュまでそんなに力強く振り切れるの?」と聞いてみたところ、「正しくインパクトできれば自然にそうなります!」とキッパリ言われた。


全く意味が解りません!(笑)


でも真に受けることにして、上手な人(理想と思えるプロとか)のインパクト時の様子を観察。今になって知ったことではないけれど、飛球線方向にもっと腰をグイッと向けていこうと決心。そして・・・。

目標を「軽く振ってるのに力強く見える!」に変更。

ラウンド予定があっても、ボールに当たらなくてもひたすらそこをテーマに試行錯誤を繰り返して数カ月。やっと少しだけ、そういう感じに見えたり実際に飛距離も伸びてきた。

力強くなったドライバーのダウンスイング
この写真はオープンスタンスのアイアンショット。以前より少しは躍動感ある切り返しになったきたかもと思える瞬間。

まだまだスエーもするし、一緒に回っちゃったり、ダフったり、飛び過ぎてバラついたりと、いろんなことが起こるけど、これを整えていけば絶対いいことが起こりそうな感じになってきた。

前ラウンドの後半で、簡単なコースを騒ぐほどでもない40で回って「ほぼ完ぺき」と記事にしたのは、こういう背景があったから。


(参考記事)“八千代ゴルフクラブラウンド記−手引きで歩く林間丘陵コース”



同じ力感なのにこれだけで力強くなれた


フィニッシュまでクラブが自然に来るようになった

これまでと同じ力感か、むしろ脱力できている自分に気づいた。要は力まないってことは、体全体を使ってスイングするってことで、主に上半身やもっと言うと腕にあてはまる要点。ごく当たり前の理屈に達した。

よく聞く言葉だけど、本当の意味で理解不足だった。今までの自分は単に遅いスイングをしてるだけだったってことで・・・。

追記として、単に思い切って腰を回転させるだけだと左にしか飛ばないので上半身、腕、クラブヘッドを遅らせたり待たないといけない。

で、ここはもう「使わない」とか「意識しない」で通した。片山晋呉プロだったか誰かが言ってた「肘から先は意識がない」みたいな。

まだまだ完成にはほど遠いけど、一応フィニッシュを気にしないでもそこまでクラブがくるようになった。あとは続けるだけ。次はボールを一定方向に抑えるための、出球管理というやつを気にして整えたい。