STMのSシリーズゴルフグリップ

ドライバーのグリップをSTMのSシリーズ(S-1)に替えてみた。このグリップ、いろんな秘密があるんだけど、中でも星型のイボイボが面白いと思った。この特異なフィット感とグリップ力がクセになりそうな予感。

グリップ力に定評ある商品数あれど、これはちょっとアプローチが違って面白い


STMのSシリーズゴルフグリップ

通常のグリップは、ゴムに溝が入った形状が普通。でもこいつは星の形が出っ張っていて、握った時の感覚がなんとも不思議。

要はデコボコしてるというか、このイボイボ感がなんとも言えない握り心地にさせてくれるので、例えば好き嫌いが分かれるかもしれない。

STMのSシリーズゴルフグリップ

数あるカラーバリエーションから、黒×黒という最も不気味で不思議なカラーリングをチョイス。他の色は・・・ちょっとかわいすぎ(笑)。



お試し用グリップをわざわざ濡らして試してみた


STMのSシリーズゴルフグリップ

私は雨の日はゴルフしないし、手に汗かくタイプでもない。でもどうしても試してみたかったので、水道でびちょびちょにしてみた。

さすがに水滴のある状態では使わないので、濡れたおしぼりで一応拭いて試してみた。湿った状態のフィット感は、あのエリートグリップに似ていて勝るとも劣らないレベル。エリートをベタベタと表現するなら、こちらはピタピタッという感じ。伝わるかどうかは知らない(笑)。


“elite grips Y360°S−話題のシームレスグリップを使ってみた”(エリートグリップの参考記事)


湿った時のフィット感は甲乙つけ難い。いずれにしても、このタイプはケアが必要。湿った布でフキフキしてあげるとグリップ力が増すタイプなので、使用前、使用後に必ずきっちりとケアしたいところ。



溝(ディンプル)がないから耐久性は良さそう


STMのSシリーズゴルフグリップ


まだ替えたばかりなので、実際の耐久性はわからない。ただ、溝がないのでその分は間違いなく耐久性がありそうに思う。

グリップ力自慢の製品って、とにかく耐久性がない。もしかしたら、そういうことをコイツが解決しちゃうのかもしれない。

また、同じ理由で溝がないので水や汗も拭くだけでOK。溝があると、強く絞りきった布でゴシゴシするしかないが、これなら水でジャバジャバ洗うことも可能。まあ、そんな洗い方はやらないだろうけど。

ちなみにこの星マーク、全部で399個あるとか。ホントか?と思って数えたけど、25〜30個の星がぐるり14列あったから本当だった(笑)。



硬質&軟質樹脂の異なる硬度の二段成型


STMのSシリーズゴルフグリップ

星が出っ張ってるのか、星以外が引っ込んでるのか?を考えると夜も眠れなくなるのでやめておくが、なんでも星と星じゃない部分は異なる材料でできているんだとか。だから硬いけれどソフトな感触もある。

この二重成型が、捻じれを抑えてトルクを軽減というキャッチコピーに繋がってる様子。ここのところは使っていてもあまり分からない。

打感に影響あるんじゃないか?とも思ったけど、今のところそんな感覚はなく合格。ツアーベルベットやエリートと比べると、右手部分(ヘッド寄り)の太さが少し細い気がした(計測したわけじゃない)。

ちょっと特殊なグリップだけど、しばらく使ってみて良ければアイアンセットにも試してみようと思う。値段がちょっと高いのがたまにきず。


協力:チップゴルフ工房(池袋)にて