素早く切り返す

なかなか直らないオーバースイングという無駄な動き。「ここまで!」と思っても腕が勝手に悪さをする。ならばと試みたのが、切り返しのタイミングを早くするという荒業。これだけで脳内に革命が起こった。

もはやテークバックと同時に切り返しているかのようなイメージ


オーバースイングを改めようとコンパクトトップを目指す際、悪の根源である腕に「ここまで!」と言い聞かせても聞くはずもない。


そこで、「切り返しを早く」という方法を取り入れた。


これが効果抜群!最初にもらったアドバイスは、「ハーフウェイバックあたりで切り返す。」だったんだけど、私の場合その位置のイメージではまだまだトップが大きすぎる。

ハーフウェイバック

で、結局クラブが右足を通り過ぎたあたりが最適となった。普通に考えるといくらなんでも早過ぎると思うけど、実際そうだから仕方ない。



タイミングやテンポが変わるからもう大変


さて、最適な切り返しイメージが出来上がったところで、今度はタイミングを探さないといけない。これがかなり困難な作業。

タイミングを探してるうちに、また腕が悪さを始めるという具合。これはもう行ったり来たりの作業。当然ボールの行方はあちこちに散る。


もう、しばらくはどこに飛んでもいいや


近々にもラウンド予定があるけれど、もうどこに飛んでいくかはしばらく諦めた。それほどの覚悟がないと、この強敵はやっつけられない。

練習は、PWを基本にして、これがうまくいったら7番アイアンとドライバーも時々試してみるという具合。そんな最中の動画がこれ。



腕でどうこうする意識を捨てて、スイングプレーンで右に曲げたり左に曲げたりという意識も持ちながら格闘中!

アドバイザーいわく、「左腕でインに引っ張りすぎるから、しばらくは外や前にクラブを出してドロー打ちのイメージ持った方が動きがスムーズに見える。」とのこと。これは自分でも感じてたので同意。



切り返しが早いからクラブフェースを開閉させるような暇はない


トップ位置の限界

この練習ですぐに分かったこと。いかにこれまでクラブフェースを開閉させていたかが痛く分かった。開いて上げて、捕まえるためにこねて閉じていく腕だけに頼った無駄ばかりのスイング。


クラブフェースは閉じておくべし!


自分の中でこれだけ切り返しイメージが早いと、シャットフェースにしておかないと間に合わない。これまでテークバック時に最初の挙動で、すでにフェースが開く動きをしていたのがよく分かる。

これらは、先週から取り組んでいるタオルを挟んだドリルと並行。これでオーバースイングとシャフトクロスが徐々にだけど収まりつつある。


“(参考記事)両脇にタオルを挟んでオンプレーンスイングを磨く練習”(2015年8月12日投稿記事)



まだまだだけど力の入れ具合はなんとなく分かってきたかも


切り返しのタイミングを変えて最も大変なのは、内臓の捻じれ加減。もともと身体が硬いから、少しでも捻転差が生まれるとつらい。

でも、「ここで切り返すの?」的なイメージなので、腕を使う暇がない代わりに身体を使うしかない。特に腰まわりあたりを。

これがスイングにおける「必要な運動」ってやつかぁ。と、今さらゴルフのスイングがいかに大変な作業かを知った今日この頃。



一生懸命振ってるのに、「ゆったりしてていいね」と褒め言葉が嫌味に聞こえてたのがこれまで。少しずつそこから脱却できるかな。



次のラウンドの心配よりもっと将来のことを考えて徹底す


今の状態は、逆球が出るとかそういう次元ではなく、まずはタイミング探し&そこへの慣れ。余裕が出てきたら、どっちにクラブを出せばどうなるかとその加減の習得。

でも練習して少しでもいい塩梅だと、両方まとめてやろうとして、どっちも出来ずにチョロって凹むんだけど・・・。


今週ラウンドが入ってるけど、簡単なコースで良かった。


なんてのもつかの間で、月末には難しいコースが待ってる。まあそれ以上にあまりの弾道で今からもうスコアは諦めた(笑)。

でも適当に妥協してると、あっという間に月日は過ぎる。これは覚悟を決めて数カ月、いやもっと先なのか分からないけど徹底していこっと。