ゴルフゾンジャパン本社の体験ブース

東京や大阪などの都心部ではゴルフ練習場が減少の一途。それに代わって増えてきたのが室内(インドア)の練習場。シミュレーターの進化で、もはや屋外練習場を超える練習方法も可能になってきたというお話し。

ゴルフゾンジャパン本社で最新の練習用シミュレーターを体験してきた


ゴルフゾンジャパンの玄関

本場韓国でトップシェアを誇るゴルフシミュレーターのゴルフゾン。私が会員になっている池袋の練習場絡みの縁で、その販売本社であるゴルフゾンジャパンに訪問。最新マシンを体験させてもらった。

ゴルフゾンジャパン

玄関には、契約プロであるイ・ボミ選手のパネルがビッシリ!そしてその傍らにかなり立派な体験ブースが用意してあった。



ゴルフバーとは全く違う、練習に特化したシビアなドライヴィングレンジ版シミュレーター


GDRのT2センサー体験中の齊藤さん
写真はこの日付き添ってくれた飛ばし屋の齊藤さん。

シミュレーションゴルフ、スクリーンゴルフというと、普通はゴルフバーを連想する。ゴルフゾンでもゴルフバー用マシンを取り扱っているが、このゴルフゾンドライヴィングレンジ(GDR)はその精度が異なる。

ゴルフバーで300Yショットするのも楽しいけれど、練習場での距離の水増しは何の役にも立たない。実際より飛んで上がる弾道がスクリーンに映るとそりゃちょっと嬉しいけどね(笑)。



秘密はスピン量をかなり正確に計測できるようになった新開発T2センサー


T2センサー

シミュレーションゴルフは、ボール初速、打ち出し角、スピン量などのデーターを瞬時に計測して、スクリーンにその弾道を再現するもの。

でもってせっかく数値がでるのなら、できれば専用ボールとかレンジボールじゃなくて、愛用のボールでも試してみたい。

でもこれまでのシミュレーターは、センサーが天井という設定のせいかどうもスピン量の計測が甘かった。私が通う室内レンジでもそう。

そこで今日初めて体験させてもらったのが、T2センサーという地面から生えたこの機械。シャンク持ちの人には少しおっかない感じ(笑)。



シミュレーター使用歴1年半の私が初めて体験したこれまで以上にリアルな弾道


暗闇のT2センサー

練習場で現在使ってるシミュレーターは、このゴルフゾンGDRのT2センサーがないタイプ。これでも充分満足なんだけど、T2センサー付きを体験してみて驚いたのが、「こんな弾道もあったの?」ということ。

これまでのシミュレーターが再現できなかった、主にミスショット時の弾道のあり方を見事に再現しれくれた(泣)。

ダックフック、ドロップボール、吹け上がるボール、低空からホイップするボールなどなど。いずれもミスショット・・・。


従来のセンサーでは再現できない弾道にプチ感動。


グリーン狙いの弾道も、止まるのか止まらないのかよく分かる。当然ダフったらスピン量も変わるし、ドライバーにしても打ち込み過ぎたりカチ上げすぎたりで、そのミスのあり方もシビアに再現される。

屋外の練習場でも、レンジボールでそれ用の距離表示だったり、その距離すらなかったり、落ちどころが本物のフェアウェイやグリーンじゃないことを考えると、どっちが良いの比較認識も考えさせられる。



ボール性能の比較とかフィッティングにも利用したら楽しそう!


ボールの性能比較

せっかくなのでいろいろ試したんだけど、まずはボールの性能比較。スピン系とディスタンス系、またはレンジボールでどう違うのか?

結果は言わずもがな。自分のクラブと自分のスイングでどんな違いが出るのか?あれもこれもという時間はなかったので、緻密なデータ取りとかはしなかったけれど、ドライバーショット時のボール性能とか、グリーン狙い時のボール性能を、ボールメーカーのCMみたいに堪能。


ついでにこんなことも!


サンドウェッジにガムテープ

サンドウェッジにガムテープを貼って試してみた。これが面白くて、俗に言うフライヤーとかドロップするボールを疑似体験。

本場韓国ではナショナルチームも利用していたり、このシミュレーターを使ったプロツアー(当然賞金もあり)もあるらしい。

東京日比谷に直営レンジがあるらしいから、今度はもっとじっくり試してみたい。うちの練習場でもT2センサーの導入をお願いしてみよう。

(関連リンク)
“打ち放題ゴルフ練習場・ドライビングレンジ日比谷”

(関連リンク)
“全国GOLFZON設置店舗一覧”