トルクバランスという聞き慣れない名称。すごいパターがあると聞いて早速カスタムフィッティングを行った。イーデルゴルフ考案、様々なテストと調整から導き出された自分仕様の試打クラブが完成。これは凄い!
イーデルゴルフのトルクバランスというパター
まずこれがトルクバランスパターのソール。なんじゃこりゃ?と言わんばかりの格好悪さ。ヒール側のオモリから推測できるように、このパターはヒール側が重く、テーブル上に置くと先端が上を向く変わり種。
これがトルクバランスってやつ?
これによって、ストローク中の回転が抑えられ、アドレス位置にスムーズにフェースが戻るというしくみ。でもよく分からない。
しかもこのパター。総重量は重いのにバランスは計測不能なほど軽い。要するにヘッドがまったく利いてないのである。
私は、短い距離をしっかり打ちたい派なので、既製品を32インチにカットした526gのC4というお気に入りのパターがある。
ヘッドが重く利いたパターが大嫌いなので、そういった意味では食指が動くのだけど、見た目も大切なので買い換える気は全くない!
半信半疑のまま強引にフィッティングさせられる
まずは自分のパターを構える。レーザー光線を使ってアドレス時のフェースの向きをチェック。これがえげつないほど下向きだった(笑)。
これでヘッド形状が決定!
ここで、ヘッドの上に引くライン位置と本数も決められる。このライン引きは暗示療法のようなもので、だまされた感が強まる(笑)。
レーザー光線では左右のズレもチェック。私の場合はやや右向きだったのでこれが合うグースのネックを9種類からチョイス。
これでネック形状が決定!
長さだけは自発的に32インチにしてもらい、次に重量バランスのテストと調整に入る。画像はカウンターバランスのグリップ。
気が早いと「ああ、カウンターバランスか!」で終わるんだけど、ここからがこのフィッティングの真骨頂!
練習グリーンの1.5m先にヒモを張られ、そこにジャストタッチで止めるストロークテストを行いながら、なんどもウエイト調整。
グリップエンドのウエイトだけじゃなく、なんとシャフトの奥にもインナーウエイトなるものがねじ込まれて微調整を繰り返す。
これを繰り返しているうちに、いわゆるゾーンに連れ込まれる瞬間がやってきた。大げさな表現だけど、これでも足りないほど心地いいっ!
まるでヘッドがレールに乗ってるよう・・・
前述にもあるように、ヘッドが重く利いたパターは勝手に強くテンテンと転がり跳ねていく感じが大嫌い。
でもコイツは、ヘッドの無駄な存在感が消されているというか、ヘッドじゃなくてパター全体が利いている感じ。
脱線しないパター!
これが私の感覚をそのまま表現した言葉。分かりにくいかもだけど、これしか思い浮かばない。ん〜、マズイものを体験してしまった・・・。
市販品もあるけどカスタムオーダーすべし
まとめると、個々が持つアドレスやストロークを癖を見つけて、その人に合ったパターを導き出すといった具合。
市販品もあるみたいだけど、私の場合はっきり言って市販品ではここまでの良さは感じられなかった。見た目も良くないし(笑)。
ところでフィッティングの組み合わせは何通りになるんだろう。
ヘッドタイプ、色、長さ、ネック形状、ヘッド重量、カウンター重量、インナーウエイト重量、インナーウエイト位置、ライン引き、etc.
しかしこのパター。大手メーカーの新品ドライバーほどの値段。ため息がでるほど高い!でもあの安定感・・・。
今度もう1回セッティングしてもらって、今度はミドルパットとロングパットのフィーリングを確認してみよう。高価なので慎重に・・・。
北池袋のチップゴルフ工房で試打やフィッティングが可能
北池袋にあるドンキホーテの2階に室内ゴルフ練習場があって、その中にあるチップゴルフでフィッティングが可能(要事前確認)。
(関連リンク)
“トルクバランスパターフィッティング-パターヘッドの選び方-イーデルゴルフ”
(チップゴルフ|池袋のゴルフ工房ブログ)
(関連リンク)
“プロのようなパッティングストローク、転がり!-イーデルゴルフ-パターフィッテング”
(チップゴルフ|池袋のゴルフ工房ブログ)
チップゴルフ(inGOLF練習場内)
〒170-0011
東京都豊島区池袋本町2-7-7
ドンキホーテ北池袋店2階インゴルフ内店舗
TEL.03-6907-0166
コメント
コメント一覧 (5)
問題は見た目かな??
いや、私の場合、資金ですね(^^;
だから記事にしても大丈夫(笑)
買うと思いますが、まだ試したいことが残ってるのでその結果を待ってからですね。ショートパットが格段によくなるのは確実ですけどそれだけだとちょっと高価なんで。