ハーフスイングで基準を作る

フルショット以下の中途半端な距離が残ったらどうする?ラウンド中に何度となく訪れるシチュエーションであり、失敗を繰り返しているのになかなか自覚が残らないという特異なジャンルだったりする。

まずは苦手な残り距離を自覚する


アプローチのGDRデータ

シミュレーションで数日間試した結果、私の場合は50〜60Yあたりが気持ち良く振れて、30Y未満に近づいた場合もそう問題がなかったが、40Yに弱点があることが判明。その物差し作りに精を出しているところ。

このグラフは、スマホで閲覧できるシミュレーションゴルフに保存されたもの。練習中の画面ではもっと詳細な内容が確認できる。



再現性の高いハーフスイングの大きさとスピードを見つける


ハーフスイングイメージのテークバック

ハーフスイングのつもりが大きなスイングになってしまっているということは多い。これが距離感が作れない要因のひとつであり、次にその修正のために緩んでミスするという悪循環をよく見る。

で、コースでは修正や調整が利くわけもなく、オーバーする、ショートする、緩んでダフる、果てはシャンクしたりする。

距離感を作る際に基本となるのはハーフスイング。このハーフスイングで自分の基本となる物差しを作り上げる。


大切なのは大きさの感覚とスイングスピード。


素振りは出来てもボールがあると出来なくなるケースが多いので、かならず動画撮影して確認するのが良い。

ハーフスイングイメージのフィニッシュ

ハーフスイングの基本は腰→腰のイメージ。自分の場合、グリップ位置がどうしても腰より上がってしまう。これを克服することによって40Yも完成すると信じて取り組み中だがなかなかこれが難敵。

これさえ整えば、スリークォータースイングや、膝→膝のスイングも思いのままになるだろうし、オーバースイング強制にも役立つはず。



必要な順に練習量が少ないという矛盾


パッティングとアプローチはとかく練習量が少なくなりがち。フルショットほどの快楽がないし、少しやったとしても、「これでいいか」と自分を納得させてしまう。徹底されることなどほとんどない。

また、パッティング数は勘定するけどアプローチ数は勘定しないので、ここがかなりの盲点になっているはず。

中途半端な距離のアプローチにはよく「感覚」という言葉が使われる。この感覚に必要ななのがその基準。

ハーフショットの飛距離がフルショット60%でも70%でも良い。自分の基準となる基本の感覚を持っておくことが大切。