イーデルゴルフトルクバランスパター

フィッティングしてスペックを決める自分だけのカスタムパター。イーデルゴルフのトルクバランスパターが先日届いた。好みや趣味を全てシャットアウトしてフィッティングに任せた実用的な選んだパター。

好みも趣味も度外視!実用性のみを追求した選択


トルクバランスパターのバックフェース

ゴルフ道具は見た目やブランドも重要。こうして今までクラブを選んできたけれど、このパターだけはそれを全く度外視することになった。

独特のソール形状

ブランドも聞いたことがないし、個人的には見た目もナンセンス。特にこの軽量化された形状のソールに違和感。こうしてうまく照明を使って格好よく撮影すればそれなりに見えるから許そう(笑)。


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ハンドメイドのカスタム品で米国生産。年始にオーダーが殺到したこともあってシーズンオフなのに当初2か月近くかかるかも?という感じだったけど、なぜか意外と自分のだけが早く届いてラッキーだった。

私より早くオーダーした人が届いてなかったり、ヘッドのラインが黒仕様もあるらしく、配色はおまかせ仕様でさすが米国な場面も。



で、トルクバランスってなに?


トルクバランスのフェースの向き

シャフトでバランスをとった時にフェースがどっちを向くか?多くは先端が下を向き、フェースバランスタイプと呼ばれるものだけフェースが平行に上を向く。向き加減の差はあれど大半はこの2種類のうちどちらか。

で、ヒール側が重くて先端が上を向くという仕様なのが、このイーデルゴルフが名付けたトルクバランス。慣れた人が見ると異様な光景。

いわゆるストロークの慣性をパターが持っているというわけで、例えば右手1本でストロークしても真っ直ぐ引けるという仕掛け。

さらにフィッティングでマイスペックを煮詰めることで、ストローク中のヘッドのブレをかなり軽減させたり、スムーズなストロークを教えてくれるという練習道具にもなりそう。

パターなのに平面のない丸グリップ

ストロークがオートマチック的になるから、グリップは平面部分が無くても良いという発想で、標準グリップもこのとおり丸型。



これまでとは違う新しいバランス理論


重量バランスにしても、これまではヘッドを重く感じるためにD〜Eが主流だったけれど、このパターはそれがAとかそれ以下の世界。なのでショップにあるバランサー(計測器)では針が動かない。

ただ、総重量は重い。私のスペックで約600g。

いわゆるカウンターウエイトパターなので、通常とはまた違った心地良い感覚がある。こういうヘッドの感じ方もあるのか!という感じ。

トルクバランスパターを構えた感じ

フェースの異物装飾、穴開きバックフェース、くり抜きソールと、デザイン的には気に要らないことのオンパレード。構えた時の見た目は子供用に作られたおもちゃのような超シンプルさ。

最初はこれもどうか?と思ったが、自宅練習を続けてるうちに「ああ、これもいいかも。」と思えるようにやっとなってきた。



このパターの実用的な特徴は、順回転になるタイミングが早いこと。見方にもよるけど、ボールが途中で加速していくようにも見える。

で、どっちかと言えば、ショート&ミドルパットの不安がなくなるという感覚が近いかもしれない。ロングパットやプレッシャーのかかる実際のラウンドでどうかは春になってからのお楽しみ!

イーデルゴルフのパターカバー

ヘッドカバーはマグネット式でまあまあかな。これもあんまり趣味じゃないので使わないと思うけど(笑)。