フライハイトTHE-Gの5番ウッド

見た目が派手な人気地クラブが多い中、シンプルオーソドックスで性能勝負のフェアウェイウッドがやっと出てきた。もはや「飛ぶ」なんて言われてももう誰も驚かないけれど、かっこいいと思ったのはコレだけ!

究極のオーソドックスと称した男前ヘッド


THE-Gのクリークを構えたところ

メーカー自ら正統派の男前と豪語するあたりはちょっと嫌味。しかしたしかに見た目は超オーソドックス。悪く言うと特徴がない。でも最近はこういう垢ぬけた感じのデザインが少ないので、それが特徴と呼べそう。

THE-G(5Wのフェース)

チタンフェースとステンレスソール。構えると丸みのある小振りで、セミディープなフェースと、とても構えやすく安心感がある。

ちなみに試打したのは3Wと5Wだけど、これをセッティングに入れるなら飛距離性能から考えて写真の5Wだけで良いと感じた。



例によってこれもよく飛ぶフェアウェイウッド


フライハイトTHE-G(5W)

性能も見た目にも肉厚ソールの超低重心。やさしく飛ばすということに繋がるんだろうけど、試打クラブのシャフトが私には少しヘビーだったので、やや上級者向け?みたいな印象を得た。

試打クラブのシャフトは、ファイヤーエクスプレス(FW75SX)でヘッドは5W(クリーク)。愛用の4Wより確実に飛ぶのが悔しい。

メーカーサイトにあるやさしく、高く、遠くへ!のうち、やさしさはスペックのせいかそう言うほどは感じられなかった。

捕まえようとすると難しさを感じたので、逃がすというかポーンとフェードボールを打つ感じでターンしたら、グイグイと強い球!


なるほど!こういう感じなのね!が私感。



基本は弾き系ながら分厚く重い感触


フライハイトTHE-Gシリーズ

メーカーサイトには弾き感と柔らかい打感とある。なんとも不思議な表現(笑)。個人的には柔らかさはあまり感じなかった。

最高!と言うより悪くない!みたいな。

見た目はオーソドックスながら、万人にやさしいというより、ある程度のヘッドスピードが必要なクラブかもしれない。

斎藤純平が試打
早速購入して愛用中の斎藤純平さん。5Wで240Y飛ばしてた。

ただ、ずっしりとボールが喰いつくようなイメージが残るので、単なる弾き系ではなくて充分に物足りる。

現在、ロイコレの304T(4W)を使っていて、打感は今現在の方が気に入っている。ただ、飛距離はこの5Wに完全に負けてしまう。

まいった!


(関連リンク)
“FREIHEIT(フライハイト)THE-G−玄人を唸らせる究極の男前ヘッドを試打評価”
(チップゴルフ|池袋のゴルフ工房ブログ)

同シリーズでハイブリッドも発売されているが、これは自分にはヘッドが大きすぎてイマイチ。フェアウェイウッドが好きな人向きか。

(関連リンク)
“FREIHEIT "THE-G Ti HYBRID" U4を購入|男前ヘッドと打感にひかれて”
(Zのゴルフメモ−5年間100を切れなかった男の話)