素振りと実際のスイングが違ってしまう場合、「ボールは通過点」という教えがある。たしかに通過点には違いないのだけれど、そこにどうしても気になるボールがあるわけで。やっぱりしっかりインパクトしたい。
インパクトは通過点だけど無意識というわけにもいかない
素振りのつもりが間違ってボールに触れちゃうことがある。当然そのつもりがないもんだからビックリする。狭い練習打席でのあるある光景。
ボールを意識しないとは言っても、ここにボールがある!という認識がないと、突然の衝撃に体も反応しちゃうし、当たり負けもする。
あたりまえ!
そう考えると、素振りのようにボールを打つよりも、ボールを打つように素振りする方が両者が近くなるのは明白。ということで・・・。
インパクトのある素振り
が大切と思う今日この頃。
間違っても「衝撃的な素振り」と直訳しちゃダメ(笑)。
通過点のように線でイメージする。
最近そう見るようにしているというか見えるようになってきた。イメージする線の太さはヘッドの長さと同じ大きさのイメージ。
ちょうどこんなイメージ。ボールの後ろにあまり線はなくて、先の方に伸びているイメージ。これだけで出球方向の改善が見られた。
同時にハンドファーストでインパクトできるという利点もある。
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(2015年3月23日投稿)
これは、練習場の打席が写真のようにストライプになっている影響がありそう。コースに出た時もこういう線を無意識にイメージしてしまう。
インパクト時にボールのどこを見ているか?狙っているか?
通過点という観点からすると、ボールをどう見るかはどうでもいいことになってくる。癖の矯正として、ボールのある部分に意識を置くのは利点があるだろうけど、いずれは無意識であって欲しいもの。
ボールの手前や先に仮想ボールをイメージするというドリルもある。
手前にイメージすると、ボールが捕まえやすくスライス対策になり、先にイメージするとダウンブローを行うためのドリルになる。
これもやはり線で意識しないと、手前イメージだとダフるし、先イメージだとトップしてしまう。これを点イメージで打てる人はよっぽどな悪癖を持ってることになる。私も以前そうだった・・・。
上級になると意識は前方へと果てしなく続く?
私レベルでは、スイング中にボールの先に20~30cmのラインをイメージするのが精一杯。トップレベルになると、ボールが出る先の彼方まで果てしなく直線が続くのだろうか。
実際にそういう意識を持った練習もしているが、コースで線が見えるほどのことは未だに経験がない。
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(2015年10月29日)
通過点の本当の意味は、インパクトで終わりじゃないとか、「打つ」のではなく「通過させる=スイングする=振り切る」ということ。
もっと飛躍すると、この目の前のボールが放つ飛球線にまでイメージが働くわけだから、そう考えるとまさに通過点でしかないわけか。
思えば、パッティングなんかは完全にそういうイメージ。インパクトは通過点のイメージしかないし、先のラインも気にしている。
ただ、分かっていても出来ないのがスイングでもある・・・。
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