
最近は、スコア管理アプリなどを使って簡単にデータ分析が見られるようになった。どうせなら傾向として眺めるだけじゃなく、スコアアップにつなげたい。具体的にどうこをどう補えば良いかを考えてみた。
分析データを見てどう改善させるのか?

スコア以外の数字で、最もポピュラーなものは、パット数、フェアウェイキープ率、パーオン率あたりだろう。
これらだけでも一定の目安にはなる。パーオン率を上げるにはフェアウェイキープ率が大切になるし、パーオンが増えればパッティングの重要性も増してくる。この3項目を並行して上げればスコアアップする。
私の場合、今年からゴルフネットワークのスコア管理アプリを使うようになった。で、初めて見たある数字に着目した。
それは、自分のリカバリー率。
この数字はありがたい!
これが分かると、もはや自分にとって気にする主なデータはパーオン率とリカバリー率だけでも良いかもしれない。
目標とするレベルのデータと比較してみる
自分が目標とすべきデータはどこにあるか?ネットで調べてみると以下のサイトに目安となるデータが掲載されていた。
(参考リンク)
“ゴルフ上達に役立つデータ(ゴルフ総合研究所HM)”
このサイトにあったデータの中から、ひとまず目標になりそうなハンデキャップ9のデータを抜き出して、今日現時点の自分と比較。
項目 | HDCP9 | 自分 |
FWキープ率 | 44.4% | 45.0% |
パーオン率 | 44.4% | 27.8% |
リカバリー率 | 46.0% | 26.2% |
サンドセーブ率 | 7.0% | 19.0% |
パット数 | 32.0 | 33.0 |
このデータで比較すると、パーオン率、リカバリー率がかなり劣っていることになる。しかも6〜7割増しで上達する必要が出てくる。
サンドセーブ率が大きく勝っているのがせめての救い。
でもこのハンデ9のデータが少し怪しいことに気づく。これらを全て達成するとスコアが78あたりになる。コースレートにもよるけど、ぎりぎりシングルのハンデ9では平均スコアが81〜83くらいのはず。
そこでこういうサイトも見つけた。
(参考リンク)
“GDO|データで分かったスコアメイク”
こちらのサイトだと、シングルプレーヤーの数字が以下。
サンドセーブ率 3.32%
リカバリー率 24.24%
パット数 32.58
上の参考サイトの数値とリカバリー率が大きく違う。ただ、こちらの方がスコアとしてのつじつまが合う。
で少々乱暴だけど、微調整して目標を以下に定める。
項目 | 目標 | 現在 |
FWキープ率 | 45.0% | 45.0% |
パーオン率 | 33.3% | 27.8% |
リカバリー率 | 30.0% | 26.2% |
サンドセーブ率 | 10.0% | 19.0% |
パット数 | 32.5 | 33.0 |
今後も自分のプレースタイルに合わせて目標値の微調整が必要。ひとまずパーオン率とリカバリー率を足して60%が目標になるのかな。
レベルアップにつながるデータの取り方は?

例えば同じフェアウエイキープでも、グリーンが狙えない場所もあるだろうし、トップして100Y先のぎりぎりフェアウェイという場合もある。
これらをどう記録するかがキモ。
レベルアップに生かしたいのであれば、狙った場所かどうかで記録した方が良いに決まってる。ファンのためのプロのデータでもないし。
例えば2打目。あとひと転がりでグリーンというカラーにボールがあったとして、これをグリーンオンとするかしないかでデータが変わる。
そこからのパッティングをパット数に入れるか入れないか。
パット数に入れるとパーオンとなるし、入れないとパット数が減る。これも自分に厳しい方に勘定することがレベルアップにつながる。
ある方法を使えばすぐシングルになるかも

自分の良く行くコースでは、概ねレギュラーティーが6,200〜6,300Y、バックティーで6,400〜6,500Yという距離となっている。
使用グリーンにもよるけれど、コースレートは1〜2違うだけ。
ただ、実際に残っているスコアや自分の飛距離とレベルで感じるスコア差はこのコースレートよりも大きい。
毎回、その日のメンツ次第で少し見栄を追加して使用ティーを選んでいるが、今後頑なにレギュラーティーにこだわれば上にあげたデータも格段にアップするだろうし、平均スコアもアップすると思う。
実際やってみたら案外そうでもないかもしれないけど(笑)。
でも、スコアメイクを楽しめる範囲でなるべく後方からやってみたいのがゴルファーの見栄、性、楽しみでもあるので、現況もがいてみる。
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