
三浦技研の新ドライバー・ハヤテを試打評価。第一印象はやさしく振り抜けて、よく捕まって飛距離が出ると思った。メーカー推奨のシャフトセッティングで早速試打。個人的には好印象で実にスイングしやすい。
振り切りやすいバランスと安定性に好印象

いきなり結論とも言えることを先に挙げると、第一印象は実に振り切りやすくフィニッシュまで一気に加速していくクラブだと思った。
実はコレ。カタログどおりのコメントではあるけれど、すぐにもカタログに偽りなしだと感じた。
素振りの段階ではなにか頼りない雰囲気があるんだけど、実際にボールをインパクトしてみると、これがナルホドと思える。
ただし、引っ掛けが怖いというタイプの人には向かないのかもしれないので、一般的に主流と言われる捕まらないことに悩みのあるスライサーの悩みを解決するヘッドになるかもしれない。
ちなみに、ドローヒッターの私が試打すると、最初の3球ほどは左に引っ掛けるようなボールになった。まあ、シャフトの感覚が自分に合わずトップ気味に引っ掛けた結果なので、度外視していい範囲かも。
捕まえやすく上がりやすい形状なのでプレーヤーは何もしないのが良い!

捕まりの悪いヘッドで無理やり捕まえるようなスイング練習を行っている人は、即座にそれをやめてこのドライバーにするのが良いかも!
ヘッドがそれらをすべて行ってくれる設計なので、素直にスイングするだけの方が良さそう。ハードヒッターは苦労しそうな気がする。

試打クラブの装着シャフトは、アッタスでおなじみマミヤ製のAUGA(オウガ)で55Gの硬度S。個人的には、もう少し撓(しな)りを感じたいかな〜と思いつつ、スイングするとグッドタイミングという不思議さ。
これは三浦推奨の組み合わせだとか。
三浦技研のクラブは、よく三浦らしさとか、玄人受けするのが良いような流れがあるけれど、そういった無用なイメージを排除して、先入観なしに試して、何回も試打した平均値の安定感を評価されたい印象。
トップしたり開いたり振り遅れたり様々にミスして計測した弾道計測結果


画像のデータは、10球ほど練習した後に計測開始したもの。当然私レベルが打ったものなので、快心と呼べるのは最後の1球のみ。
練習場のGDR機の結果なので、ヘッドスピードはやや渋め。バックスピン量は結構多めに出る仕様となっている。
こうして見ると、様々なミスを繰り返しながらも、それなりの場所へボールが運べているという安定性に富んだ結果となった。
気になったのは打感。
良くも悪くもなく、弾き系でも潰し系でもない印象。軽い打感なわりに少し金属音が多いようなタイプ。これはヘッドスピード次第やヒットする位置にもよると思うが、正直なところ悪くはないってところか。
なんとも記事にしにくい、不思議な感触。
現状では、買い替えようと思うほどには至らないが、この騙されたようなやさしい印象はこの先ずっと記憶に残りそう。
(関連リンク)
“三浦技研の本気!Hayate(ハヤテ)ドライバー!ワンミニッツM52との比較!”
(チップゴルフ|池袋のゴルフ工房ブログ)
コメント
コメント一覧 (2)
安いシャフトとの組み合わせですけど、それでも合計10万超えですからね。そう簡単には・・・(笑)。