軟鉄以上の極上打感ってどんな感じ?ようやく三浦技研の新ウエッジを試打できた。個人的な評価としては、よく上がりやさしくなった印象。そしてバックフェースの形状がなんとも美しい。さすが三浦技研!
三浦技研が純鉄と呼ぶこだわりウェッジ
三浦技研の新ウェッジは高純度の鉄を使用した純鉄もの。なんでも4か月もかけて不純物を取り除くという手間と時間のかかりよう。
果たしてそんな手間がゴルフクラブに必要なのか?は、私には解らない。けれど、いかにも三浦技研らしいこだわりよう。
手にして真っ先に目に飛び込んだのは、このバックフェースのえぐれ具合の曲線美かな。試打クラブがちょうどサテン仕上げということもあって実に美しい!思わず指先でいやらしくなぞってしまう(笑)。
どれだけ軟らかいのか試打してみる
どのボールで試打するかで印象も違うと思うんだけど、最初はいわゆるレンジボールでショートアプローチ程度の振り幅で試し打ち。
これが、ありえない軟らかさ!
というか物足りなくてなんだか不安・・・。
もちろん悪い意味で。
次はフルショット。これならありえる(笑)。噂に違わぬソフトな打感だけどやっぱりレンジボールだとかなり物足りない・・・。
で、コースボールを取り出して(Z-STAR)フルショット。ようやくやっといい感じのソフトな打感を体感!ガシッという音も最高!
ありきたりだけど、フェースの上にボールがずっとくっつき続けてるような感覚。だからどうした?という人もいるかもだけど、私的にはそこを最も重要視しちゃうので、一発で惚れてしまった。
大きめのフェースでやさしくよく上がる
この純鉄ウェッジ(MG-S01)だけど、従来の三浦ウェッジと比較するとずいぶんとヘッドが大きく、見た目にもやさしさと安心感を感じる。
このフェースの大きさのせいかどうか解らないけど、ちょっと寝た感じでボールに入ってしまうことが多い感じで、ロフト以上に上がる。
慣れてくるとそういうこともなくなったが、やさしすぎるクラブの弊害も感じた気がした。そういえば、イーデルウェッジも同様かも。
最初は飛ばなかったけど最終的には80Yまで
試打クラブのロフト角は56度でライ角は65度。最初は前述のこともあってフルショットでも50〜60Yしか飛ばなかった。
飛ばすクラブではないにせよ、芝の上からだともっと飛ばない気がして少し不安に思うほど(笑)。
慣れてくると自分のSW(57度)よりもほんの少し飛ぶ感じになってきたので安心。その気になれば最大80Yといったところ。私の場合はSWでこんなに振ることはないけど、一応データ取りのために、と。
契約店からオーダーすると、形状や仕上げの他、1度刻みのオーダーが利くので、ガンブルーで仕上げるとどんな感じになるんだろう?と妄想を膨らませつつ、しばらくは我慢することを決めた(笑)。
(関連リンク)
“極上の打感!ミウラの純鉄ウェッジ!MG-S01/三浦技研”
(チップゴルフ|池袋のゴルフ工房ブログ)
コメント
コメント一覧 (6)
ライ角65度というのは凄いですね。
はるるさんもクラブに相当凝りだしていますね。
私はやればやるほど下手になります(泣)
普通のラウンドでは無いときが多いのでややストレスが掛かり気味ですが、今年も実現できなかった関東遠征を来年こそは・・・。
でも仕事、忙し過ぎ!(笑)
しかし4ヶ月も掛けて不純物を取り除くって、私には理解できません。
出来上がった鉄から不純物を取り除くってあり得ないことなんですがね。
鉄鉱石から精錬し作るなら分かりますが、現実的ではないですよね。
って書いても仕方ありませんが(汗)。
ライ角ですが、試打クラブというよりは工房店長の個人所有なので結構なアップライトになっています。関東遠征、久しくないですが都合があえばぜひ!
そう言われても私にはわからないです(笑)。三浦での工程じゃない部分なのかもしれないですしね。
ダフリトップが持ち球の私には味わえないかもしれません。
でも、ショップの試打に入ってきたら打たせてもらおう(^^;
もちろん芯が一番ですが、外してもそれなりだと思いましたよ。ぜひどうぞ!