子供用ジュニアドライバー

幼児用の短いドライバーでスイングしてみて自分のスイングにちょっと驚いた。スイングがコンパクトでシャープに改良され、自分のスイングの嫌いな部分がことごとく改善されるではないか!なんじゃこれ?

ウェッジより短く、しなりも全くないドライバー


6歳の子供用に持っている20インチそこそこのドライバー。アドレス時のグリップ位置はほぼ膝あたりになる。ロフト角は15度。

短くてしならないからヘッドスピードも出ない。

このドライバーでどうやってボールを上げて、飛距離を出すか?なんだけど、最高の入射角に加えて真芯を喰わないとまともに飛ばない。

で、試行錯誤して108Y飛ばしたのが下の動画。




要は何も助けてくれないクラブなので。


コンパクトなトップから、自分自身で出来るだけのタメを作って、それで最後が最も肝心!「前に行ってくれー!」とばかりに、フォローではほぼ自力みたく前に出していくしかない。

ちなみに娘の飛距離は、落ち場所がフェアウェイだったとしてだいたい50Y前後くらい先まで転がる感じ。よく頑張っている(笑)。



自分の動画みて驚いたけど開眼には至らず


長さが倍以上違うから当然スイングプレーンが大きく違う。この発見をしたからといって、すぐ同じように自分のドライバーで出来ない。


ただ、動画を見て感心しただけ(笑)。


ジュニアドライバーのスイングトップ

まずトップ。シャフトが飛球線方向に向いて、通常時のようにクロスしていない(ギリギリで怪しいけど)。また、右膝が開かず前を向いて我慢できている。自分にしてはかなりコンパクトに収まっている。

ジュニアドライバーのダウンスイング

次にダウンスイング。シャフトが立ち気味になり、グリップも低い位置まで下りてくる感じが出ている。下半身主導とか、捻転差とかそういった躍動感はないけど、インパクト準備としては上出来!

ジュニアドライバーのフォローからフィニッシュ

で、最も感心したのがフォロー。クラブが短いので当たり前といえばそれまでだけど、シャフトが立ってヘッドが左肩上から顔を出す。通常の自分のスイングだと、これが左脇腹あたりから出てくるもんね(笑)。

ジュニアドライバーのフォロー正面

正面から見ると、普段のスイングにはない脱力感というオマケ付き。やっぱりクラブが長くなると難しいんだなぁと感心するのみ。



あらゆる手法で出来る自分を探せるという発見


結論、改善、完成にはまったく至っていないけれど、「こうすると(これだと)出来るんだけどなぁ」という発見は、結論への糸口になる。

似たようなことは、レディースドライバーでのスイングにもあるし、ボールから離れて立ってみるとか、フックグリップにしてみるとか、目を閉じてスイングしてみるとか、実験方法が極端であるほど発見がある。

たまにはこうして脱線とも思える実験を試みてみるのも発見があって面白い。

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“子供に学ぶゴルフスイング上達のヒント”
(2014年04月08日)