スコアの約3〜4割を占めるのがパット数。スコアアップのためにも最優先に考えるべき部分。パッティングが楽しくなることで、ゴルフ全体が楽しくなって必ず良いことが起こるはず。ぜひともグリーンを、パッティングを楽しんでスコアアップを!
ある程度は上手くならないといけないけれど
どうしたら楽しくなるか?それには上達するしかないのだけれど、上達のきっかけやヒントが見つかるだけでも楽しくなれるもの。
うまく行きそうと思うと楽しくなる。楽しくなるともっと頑張れる!
楽しいから上手になる。
上手だから楽しくなる。
この良い循環に自分を乗せて、自分のパッティングスタイルを確立させたり、不安を解消すべく練習を続けてうまく循環させていきたい。
スコアを決めるのはパッティング。たとえ相手がどんな飛ばし屋でも互角に勝負できるのがパターであるし、仲間たちと一喜一憂し合えるのもグリーン上なのだ。
ちなみに、家族でショートコースへ遊びに行くと、娘はティーグラウンドも楽しいけれど大失敗が少ないグリーンが一番楽しい場所のよう。
ライン読みとボールスピードを他人の分まで楽しむ
打つ順番と時間的な余裕があれば、他人のラインを考えるのも楽しい。他人の打ったボールが参考になることは多いが、事前に予想もしておくことでなお役立つ。
グリーンを楽しむという意味でもそれが4倍(4人だとして)になり、4倍分の学習にもなる。この楽しみはパット以前のアプローチの瞬間から始まっている。
他人がパッティングした瞬間に「弱い!」とか「強い!」と感じる感覚。
言葉を発してしまうのは余計なお世話でしかないけれど(笑)、他人のボールで弱いとか強いとかを瞬時に感じることは、すでに考えているということ。
これらを妄想的に楽しむことで、自分の番が回ってきた時にも楽しめるし、楽しむために事前に準備(練習やスタイル確立を含む)しておこうという気持ちも増す。
これに加えて「速い!」というのもある。
また、打った本人が「重い!」と発することもある。
これらは、実際にそうだったかどうかはまた別で、なぐさめや言い訳だったりすることもあるので要注意(笑)。ぜひ自分の頭の中だけで感じ置きたい。
自分で打った時も、結果がどうあれ、「狙ったとおりに打てたかどうか?」を基準にして次へ繋げたり、課題にしたり、忘れたりしたい。
ストレスのかかる場所から楽しい場所へ
パッティングは他のショット以上に、ドキドキしてストレスを感じる場所。これがスコアを決めるのはパットということを物語っている。
ここをクリアして始めてゴルフが楽しくなるとも言える。
人や場合によっては、ティーグラウンドやバンカー、池や崖越えなどの場所で最もストレスを感じて、グリーンに着くとホッとすることがあるかもしれない。
そんな時でも、皆が集まる楽しい場所として認識させておくことが、スコアアップやパッティング上達に繋がるように思う。
グリーンはゴールではない。
ここからがゴルフ!
そう思えたら、もう上達してるのではないだろうか。
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(2017年2月24日投稿)