ゴルフをやさしくするために組んでもらったカスタムアイアンセット。番手ごとの長さの差が少なく、軽くて柔らかいシャフトと極太のグリップが主な特徴。
通常のアイアンと比較すると、6番が通常の8番くらいの長さ。それで6番アイアン相当の飛距離がちゃんと出るように設計してもらっている。
短くて軽い方がやさしいに決まってる!
同じパフォーマンスが出せるのなら、当然短くて軽い方がやさしいのは当然のこと。ロングアイアンよりもショートアイアンの方がやさしいのと同じ。
何よりボールの近くに立てて、全番手がショートアイアン!
そんな感覚。実際にはロフト角という難度差があるから、Pも6番も同じというわけにはいかないけれど、今までのことを考えるとまさにショートアイアン感覚。
ところが、単にシャフトを短くしたら良いというものでもないのがミソ。試しに既存のアイアンを短く握って試せばすぐに何がダメなのか分かるはず。
そこでしなるシャフトという選択肢が必要になり、しなる分の重さが出るので軽いというキーワードも登場する。
その他、ロフト角、ヘッド重量、組み方などの仕掛けも必要になるのだけど、そこの専門的な知識は私にはないので、あとはプロに任せる内容になる。
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“既成を無視したわがまま放題のカスタムアイアンが遂に完成”
(2017年3月15日投稿)
(関連リンク)
“ドライバーの短尺化を受けて短いアイアン考察!三浦技研CB-1008”
(チップゴルフ|池袋のゴルフ工房ブログ)
学ぶことも多くスイングにも変化が出てきた
練習器具でグニャグニャしたスイング練習用の棒があるけれど、あれは硬いクラブでもしなりを感じるように、というよりも、自分でしなりやタメを作ろうという器具。
長いものをゆっくり振ったり、重いものを振るということでも練習になるが、どっちかというとそれはもう鍛錬やトレーニングに近い。
それと比べると、軽くて柔らかいクラブは感性を磨くということに役立つだけでなく、短いのでやさしくそれを覚えていけるという利点がある。
また、私のように身長が低くて年齢的にも力のない人間でも、自然にアップライトなスイングに変身し、加えてクラブの性能を借りようという気持ちになれる。
私の場合、これを研究する工房と、推奨するコーチに恵まれたおかげで迷いなくこのスペックに進むことができた。
(関連リンク)
“【短い軽い柔らかい】でこんなにカンタン。新しい規格のクラブを試しています。”
(室屋修一ブログ|GOLF&WORKS.COM)
日々の練習始めやコースでも変化が
正直なところ、コースではまだ戸惑っているところがある。でもこれもあとは時間の問題で解決するだろう。夏までには他のセッティングも整ってくるので。
この時間とは、クラブへの慣れもあるが、良い方向にスイングが変わってきているということや、好スコアが出やすい季節になってくる、などいろいろ。
練習で最初に打つ番手に変化が!
周りを見ていると、ウェッジから打ち始める人。アイアンを2本束ねた素振りから始める人などが多い。要はヘビースペックのクラブを振るには準備が必要ということ。
私の場合はスペック変更で、こういうことが必要なくなった。
8番アイアン1本を練習場に持参していきなり打てる。もはや練習場にいろいろば番手を持参する必要がなくなってしまった。
実はこれが最も面白い現象かもしれない。
(関連記事)
“自分にとって最もやさしくゴルフができるスペックとは何だろう”
(2017年3月9日投稿)