今回のレッスンは右肘の位置に注目したレッスン。正面からの画像で、インパクトでは右肘がアドレス時より飛球線方向にあるのが理想。という内容。
インパクトで効率良く力を伝えよう
右肘の位置が、アドレス時より進行方向にあるインパクトの形。これが効率良くクラブを使って、ボールへ力を伝えていくための理想の位置。
具体的には、ダフリが減る。タメが利いて飛距離アップにもつながる。というほかにも腕力に頼らないパワーをボールに与えられるという効果がある。
注意点としては、この動きはクラブフェースが開きやすくなってしまうので、手首の角度やグリップエンドの向きへの意識も重要。要はフェースの向きに注意。
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(2016年10月6日投稿)
右肘を内側に入れながらボールへ向かいつつ、クラブフェースはずっと地面を向けながらボールへ向かって行くイメージ。もう手首がよじれそうになる(笑)。
ただ、こうしていろいろな方向から学ぶことで、ジワジワしっくりと身に付いてくる。以前よりもかなりラクにボールを運べるようになった。
肩が目標方向に回転すると実現しやすい
また、手首の角度+グリップエンドの向き+右肘の位置と通り道で、腕ばかりを気にすると手元がすごく窮屈になってくる。
ここで、肩も回転していると考えると、これらのことをスムーズに守りながらスイングすることができる。・・・というほど簡単じゃないけど(笑)。
クラブを上手に使ってボールに力を伝える。
やっていることは決してラクな動きではないんだけれど、できる人を見ているとそれがすごくラクにやっているように見える。これが上級ということなんだろう。
やさしいクラブでレッスンを受けることのススメ
よく難しいクラブで練習した方が上達すると言われることがある。確かにしっかりと目的を持ってブレずに邁進できる優れた素質がある人はそうかもしれない。
だけど、負のスパイラルに入ってしまう人がほとんど。
やさしい道具という安心感があることで、ミート率の呪縛から解放され、迷わないスイング改造やコーチの教えを実行して身に付けていける。
(室屋コーチ)やさしいスペックのクラブで練習することこそ学べるものも多く、レッスンでも効果を実感してもらえることが多い。
レッスンを受ける時は、普段使いのクラブはひとまず置いて、例えば手近なところで女性用の短く軽くしなるクラブで受けてみるのがおすすめ。
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コメント
コメント一覧 (4)
自分でも同じような意識を持って、やってることだったので、少し安心しました。右腕を押し込んで打つタイプなので、たぶん。勘違いじゃなければよいのですが。
表現難しいですけど、クラブを立ててフェースが上を向いてしまわないようなイメージでしょうか。