GIGA HS797ユーティリティソールの写真

イオンスポーツからこの春発売されたユーティリティの評判がすごく良く、私の周りでも多くの方が高評価しています。ということで早速ですが、私も連日試打中です。

何がいいって、これだけ絶賛されるのはもう飛距離とやさしさしかありません。多くの人にとってもう、「やさしく飛ぶ」に勝るものはありませんから。


フェアウェイウッドが要らなくなる可能性も!?


私が連日試しているのは、ロフト角24度のいわゆる4番ユーティリティ。これを測定器の前でかれこれ一週間ほど打ち続けています。

GIGA HS797ユーティリティ構えたところ

まず率直な感想は、
やさしくて本当によく飛びます!

ドライバーのヘッドスピードが40そこそこの私で、平均キャリーが185ヤードほど。振りに行けばあと10ヤードほどキャリーします。

たまたまということもあるので、調子の悪い違う日に打っても、
本当にやさしさを実感できます!

また、どうして連日打っているか?というと、日によって感覚が変わるから。あともうひとつの理由は、基本的に買い替えたいと思っていないからです。

なので今回のように良いものに当たってしまうと、連日のように試して、「買わないで済む理由」を探すことになるわけです(笑)。

あえて難を挙げるとすれば、よく飛ぶのでフェアウェイウッドと飛距離が被る可能性が出てくることでしょうか。

技術がある人は、この飛ぶユーティリティでもカットに入れて高〜く上げて止めるってことが出来るんでしょう。でも未熟な私にとっては、カットに入れて高く出しても、「前に前に」と直進してしまう感じが少し悩ましいところです。


キャッチコピーどおりの特徴に好印象


カタログを拝見すると、
操作性とやさしさの両立!
極上の打感、操作性、やさしさ 三拍子揃ったUT!


キャッチコピーはありきたり。「またか!」のような内容ですが、大半の部分でめずらしくコピーどおりだなと感じました。

GIGA HS797ユーティリティ(ボールと一緒に撮影)

打感については、好みや感じ方が違うので表現が難しいですが、室内でしか打っていないので、弾き系(金属音)の要素がやや強いかなと感じました。

地面にあるボールをフェースでそっと突くと、チーンみたいな音がします。例えが悪いですが、この時点では完全に弾き系の金属音イメージが強いです。

ただ実際にボールを打ってみると、ボールをガシッと潰して捕らえたような感触も伝わってきます。もしかしたら屋外で打ってこその打感なのかもしれません。

シリコンチタンフェースの搭載が、操作性とやさしさを両立させている。という説明ですが、素人なので素材の凄さや関係性は分かりません。

ヘッドはやや大きめ。というか長めので面長(おもなが)です。これがやさしく見えるか大きすぎて見えるかも人それぞれかもしれません。

私も最初に構えた時は、「でかいな!」と悪い意味の方に感じましたが、打ち続けるうちにそのイメージはなくなりました。今は普通に見えるようになりました。

GIGA HS797ユーティリティ(ソール)

ソールにある2つのネジは、ウエイト変更で弾道をカスタマイズできるそうですが、ここまでバランスが良いと、デフォルト固定のままでも良いのにと思いました。


フェアウェイウッドやアイアンとの組み合わせがカギ


飛ぶアイアンが増えたせいで、ユーティリティも飛ぶ必要が出てたのでしょうけど、個人的には「止まる」ユーティリティって出来ないのかなぁ、なんて思っています。

ここまで飛ぶようになると、フェアウェイウッドとの組み合わせがどんどん難しくなってきそうで、同じ距離でも止めるための5Wを入れる必要が出てきたり・・・。

個人的には5番アイアンの代わりになる飛距離とそこそこ止まるクラブが欲しいところなのですが、フェースがシルバーの27度だと構えてどうか?が心配です。

自分のセッティングに入れるとすれば、24度と27度の2本だと思います。飛距離が出て操作性の良い1本と、5番アイアン代わりになるという願いを込めた1本。

贅沢ですが、
もっと飛ばないユーティリティが欲しい!

イオンスポーツというと、一時期に通販で派手に販売していたせいで、良い印象があまりないのですが、最近はそのイメージよりも、良いものを作る「地クラブメーカー」という印象に変わってきました。ラクに飛ばしたい人はぜひどうぞ!


(関連リンク)
“短尺ユーティリティー専用シャフト発売!チップゴルフ/ファイアーエクスプレス”
(チップゴルフ|池袋のゴルフ工房ブログ)