合計10本のクラブセッティング

私のクラブセッティングは、パターを入れて全部で10本です。今のところ増やす予定はありません。必要最小限として、各クラブに目的があるセッティングです。

全体的に特殊な仕様なので、結果論として10本になったとも言えますが、私がこの10本のクラブセッティングにした理由などを記事にまとめてみました。


本当に14本も必要なのでしょうか?


クラブの本数ですが、ルールでは14本までとされています。「14本まで」と言われるとMAXまで揃えたくなるのが人間です。私も最初はそうでした。

しかしこれでは、お1人様3箱まで!と言われて3箱買っちゃう通販客と同じようなものです。限定とみると買わずとも思わず欲しくなってしまう心境のアレです。

この心理のせいか、ゴルファーはコレクターのようになってしまいます。

キャディバッグに苦手なクラブや、ミスが出やすいクラブ、安心して打てないためにあまり使わないクラブは入っていませんでしょうか?

たしかに、最大本数をお気に入りで揃える!というのも楽しみのひとつです。難しいクラブでナイスショットできた瞬間もテンションが上がります。

しかしこれは、スコアメイクという観点からは少しかけ離れているような・・・。


ドライバーの飛距離から考える必要本数


理想的なクラブセッティングの目安として、クラブごとの飛距離を15Y刻みとして考える方法があります。私の場合は、これが基本となっています。

以下は私の場合ですが、ドライバーの安定飛距離(平均キャリー)から15Y刻みで数字を並べたものです。最後の数字はSWで打てる距離あたりまでとします。

220Y−205Y−190Y−175Y−160Y−145Y−130Y−115Y−100Y−85Y

こうして10個の数字が並びました。

クラブの種類とか番手はこの時点では不要です。

次のこれらの距離をどれで打つか?を考えて、クラブを当てはめます。

私の場合、長い距離の安定性はあまりないので、この中から205Yを捨てました。これで全9個の数字になり、パターを加えて計10本という結論に至りました。

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なぜ15Y刻みなのか?


またなぜ15Y刻みかと言うと、よくあるグリーンの奥行きが40Yだとして、実際のピン位置を考えると前後30Yの縦幅でグリーンを攻めることになります。

前後30Yを何本のクラブで攻め分けるか?

15刻みだと打ち分けを考えるようになり、毎ショット工夫するようになります。またその技術を身に付けようとしますので、練習にも熱が入ります。

こうすることで、フルショットばかりの練習をやらなくなりました。

1球ごとにグリーンの攻めパターンを考え、1本のクラブで、飛ばす、飛ばさない、その中間という具合に考えて練習するようになりました。

プロやトップアマなどはごく普通に行っていることです。

全10本のキャディバッグ

当然まだその域には達していませんが、ピンに対してどう攻めるか?を考え始めただけでも大きな収穫でした。スコアもですが、パーオン率が格段に上がりました。


目的ごとにクラブを揃える


さきほどの15Y刻みの9個の数字に、今度はクラブを当てはめていきます。人間のやることですので、きっちりと当てはめる必要はありません。

220Y−190Y−175Y−160Y−145Y−130Y−115Y−100Y−85Y

DR−3U−5U−6I−7I−8I−9I−PW−SW

こうなりました。

アイアン(6番〜PW)は、ロフト角を5度刻みにしてヘッド重量も考慮。三浦技研で特別注文することで15Y刻みを実現させました。

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“既成を無視したわがまま放題のカスタムアイアンが遂に完成”


ここで大切なのは、過大評価や見栄は捨てて客観的にデータを取って取捨選択することだと思います。前出のように確率の低いクラブが入るべきではありません。

次のクラブごとの目的を考えます。

全10本のクラブセッティング

私の場合、8番アイアンまでがグリーンでピタッと止まるクラブです。

6〜7番アイアンになってくると、状況によっては2バウンドめでブレーキがかからないこともあります。ここからは状況判断と打ち分けが必要になってきます。

その上の5Uは、6〜7番アイアンよりもその現象が大きいですが、高い球を打つことによりグリーン面も狙えますし、低く出して距離を稼ぐ用途もあります。

3Uに関しては、平均キャリーは200Yに届きません。しかしその分転がりますので、到達距離を気にしてセッティングしています。最大220Yあたりまで到達可能です。

フェアウェイウッドは入れる理由がなくなりました。もともと確率や目的の薄いクラブでしたし、クラブの種類も減ってかえってスッキリしました。


あえて少ない本数でプレーしてみる


例えば、ハーフセットや苦手クラブを抜いてプレーしてみると、クラブセッティングにヒントが見えてきたり発見があると思います。

私の場合は、ドライバーの次に飛ぶクラブが6番アイアンというセッティングでラウンドした時に発見がありました。この時はパターを入れて全8本でした。

(参考記事)
“ザ・インペリアルカントリークラブラウンド記−休日の早朝プレー”

全8本のクラブセッティング

ゴルフがシンプルになりますし、いつも以上に攻め方を考えるようになります。当時に自分に足りない技術も把握できると思います。

私の15Y刻みで10本!は、ハーフセットに似ているのかもしれません。

初心者や女性にもこの考えは有効です。ドライバーの飛距離と現在の技術を考えて、15Y刻みではなく、20Y刻みから考え始めるというのも良いと思います。

DR−前進用ウッド系−6I−8I−PW−SW−PT

こんな感じの7本です。前進用ウッド系については、あまり欲を出さないで確実性を考えます。ロフト角20〜24度くらい。高確率で前進できるものが良いでしょう。

他にも、SWを抜けば徹底的にバンカーを避けるようになりますし、ドライバーを抜けば残り距離や何打でグリーンに乗せるかを計算するようになります。

こうして、明確な目的とともに揃えるのがクラブセッティングだと思います。

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※この記事は、ゴルフ工房やコーチなどの監修を得て作成しました。