テークバックの始動を習った

テークバックに悩みがあるとスイング全体がぎこちなくなります。最も大切であるインパクトのための単なる始動なのに、こんなところで迷っていては・・・ね。


今回のレッスンは私の質問から


すべては効率良いインパクトのため!室屋コーチのレッスンで最重要視するのは、毎回何を教えようとも必ず「インパクト」となります。

インパクトのためのテークバック

なので、

実は、「テークバックに悩んでいる。」なんて聞くのは少し億劫でした。

実際にテークバックのことを聞くと、その質問を邪道視するコーチが多いです。「上がるべくして上がるところに上がる。」みたいな答えが返ってきそうで・・・。

でも、室屋コーチの即答にホッとしました。

ずっとインパクトを教えてきたわけですが、大西さんがテークバックの質問をするということは、まさに次の段階に入ろうとしているからです。

ほお!自分では無意識だけどどうして?

インパクトが分かってくると、次はそのインパクトのための切り返しだったり、その切り返しのためのテークバックだったり、という順序で考えるようになります。

だからグリップから教えてくれないんだ!

グリップなんて一番最後ですよ。最も大事なインパクトから教えないで、そんな所から教えたら、何のためのそれなのか考えなくなるし、格好だけになっちゃいます。

冒頭から大変良いことを聞きました。

今まで普通に思ってきたレッスンの手順が、ある意味「逆」であると。少なくとも自分で考えたりコントロールするためには、これだと手順が逆かもです。

実は、室屋コーチは初心者ゴルファーへのコーチングが苦手だそうです(笑)。習っていてもなんとなくそれは分かるんですけど、今回の流れもそんな感じですね。


テークバックのスタートの仕方


私の場合、テークバックで右上に伸び上がってしまうクセがありました。これがイヤでどうしたものか?と思っていたので、今回の質問になったわけです。

そこで、しばらく観察してもらって、ひとつのきっかけをもらいました。

あくまで私の場合での指導です。

右腰が上方向に上がってしまうので、初動で真右に回しちゃいましょう!

テークバックのきっかけを習う

これで自分の中のイメージがまったく新しいものになりました。

これだけで、腕を、クラブどこに上げる?という意識はほぼなくなりました。きっかけを作ってもらっただけで、こんなに変わるものかと思いました。

ただやり過ぎると、インサイドにクラブが引いてしまいやすくなるので、グリップを体からやや離していくというイメージを少し持つという助言ももらいました。

実際に自分では、結構派手にやっているつもりでしたが、動画チェックしてみると大して腰は動いていませんでした(笑)。でもこの微妙な差が大切だとか。


自信を持ってインパクトできるためのテークバック


テークバックして、切り返す時には自信を持って、インパクトを向かえて行ける感覚を持てるようなテークバックの方法。これが理想と教わりました。

見た目で、「真っ直ぐ上がってる」とか、「インサイドに入っている」とか、そういうことはどうでも良くて、あくまでインパクトするため!という意識です。

インパクトへの自信

オレはこう動いてこう切り返せば、自信をもってインパクトできるんだ!


こういう風になって欲しい!という内容でした。

こういう感覚が自分で得られて、それをショットの前に思い出せて、「ああ、これなら再現できそうだ!」という方法を作ってほしい。と。

(室屋コーチ)
ボクが見ていて一番思ったのは、特にテークバックやその前あたりから、自分が動いて動いて動きながらインパクトするんだという感覚を得るためのテークバックです。これを大西さんがこれから自分自身でコントロールできるようになってほしい。


大変難しい内容だけど、とても濃い内容でした。


この流れで脚の使い方も習いました


動きを止めたりることなく【動きの方向を変える】ことで、スムーズさを損なうことなくスタートできるように、ポイントを腰の回転に置いて学びました。

その流れで脚の使い方も習いました。

短いスイングでも下半身をしっかり使って、リズムを取ったり強弱のコントロールをできるようになろう!というものでした。

外から見るとあまり動きのないショートアプローチでも、見る人が見ると「ちゃんと脚を使ってるかどうか?」の違いが大きく見えるそうです。

実はそれで、ゴルフのレベルが分かる!とも教わりました。

練習では、この脚の使い方を多めにして、それが最終的に【グリップの弱さ】につながってくるようになるのが理想だそうです。

深いなぁ・・・。ついていけるかなぁ・・・(笑)。

しかしこの記事、当人にしか分からないかもしれません・・・。