ウェッジは重くて硬い方が良いなんて誰が決めたんだろう?そんな教科書に逆らって、アイアンがスチールなのにサンドウェッジがカーボンなんてことやっています。これが今ではもう必需品なってしまいました。その心地良さを記事にまとめてみます。
最初は半信半疑、でも試打するうちにある変化が・・・
流れとしては、今年の春から世界最軽量のゼロス7シャフトのR2を挿していたので、その延長線と言えばそうなのですが、カーボンの、それもアホみたいにしなるシャフトへの変更は、はっきり言って半信半疑だったし、抵抗がありました。
ゴルフ工房やプロがいくら、「これは凄い!」と連呼して寄ってきても、「仮にそうだとしても使いたくないっ!」が本音でしたし(笑)。
最初に試した時はですね、「簡単かもしれないけれど、別になくてもいい!」って感じでした。今のままでも特に不自由しているつもりはなかったですし。
ところが、使っているうちに何かが変わってきました。
そう、自分のストロークが。
連日、5Y~10Yくらいを練習始めにコツンコツンしてたんですが・・・。
ん?グリップを基点にクラブを右へ左へ移動させるだけでいいのか?
みたいな。
きっとその極端なしなりのせいなんでしょうね。
それで、このカーボンウェッジで練習した直後は、愛用のスチールウェッジでも気持ち良く上手にストロークできます。効果は短いですけど(苦笑)。
なら、1本持っておこうか!
ということで、最初の入手理由はこんな感じでした。
アプローチするということ
今までのクラブでも別に不自由はないと思っていたのですが、このカーボンウェッジにしてからは、これまでの自分のアプローチがいかにダメだったかを知りました。
なんとなく寄ったらいいなぁ・・・みたいなアプローチ。
そりゃちゃんと打ち前にはイメージしてましたよ。どんな高さでどこまでキャリーさせるとか。でも、それ以前にきちんとボールコンタクトできるか?
アドレスすると、実際にはそういう心配の方が自分を占拠していたような気がします。
でも、このカーボンシャフトのサンドウェッジにしてからは、以前にも増してイメージが膨らむようになったのと、余計な心配が頭を占拠することがなくなりました。
これは大きいです。
練習施設が空いてる時は、こうやってカゴを間隔つけて置いて、キャリーの打ち分け練習もしてみましたが、間口が真上しかないのでそう簡単には入りませんね(笑)。
まあこの練習方法は置いといて、これからの練習とラウンドの繰り返しで、アプローチがどんどん研ぎ澄まされていくような手応えを得ているところです。
(関連記事)
“紫あやめ36(EAST)ラウンド記−久しぶりの冬ゴルフ”
(2017年12月24日投稿)
重いウェッジは、ある考えでは重さやヘッドの効きでプレッシャーに強いと言われていますが、今では、「しなることに勝るものはない!」と感じています。
ボールを上げることへの緊張感がなくなった
私個人の効用としては、とにかくボールを上げることへのプレッシャーがなくなったことです。そこまで極端に苦手だったわけではないですが、むしろ今は得意かも。
真骨頂は、1Yからそれができるってこと。
ロブショットとかヘッドを開くとかそういう高度なことではないです。弾道イメージに合わせてボール位置を変えるだけ。あとはシャフトがやってくれます。
久しぶりに練習動画を撮ってみたので、載せときましょう。
見てのとおりまだまだこれからですが、私的なイメージとしては50Yくらいまですべてパッティングストロークのような感覚です。
高さはボール位置で決めて、距離感はフォローで出すイメージ。
現在は実験的に34.5インチ(ロフト55.5度)ですが、もっとしなったらさらに短く出来るのになぁという理想もあります。
パターが32インチなので、33インチくらいに出来ると面白いでしょうね。
(関連記事)
“ショートアプローチ専用のウェッジをカーボンシャフトで!”
(2017年12月21日投稿)