普段あまり練習することのないバンカーショット。コツさえつかんで慣れればなんてことないわけですが、バンカーは特にプレッシャーのパターンも多い場所です。
出すだけのコツや理屈だけ分かっても時々は練習しないと、なかなかあの緊張感はなくなりません。ということで最近バンカー練習にハマってます。
せっかく特性のまったく異なる2本のウェッジにしたところなので、それぞれの特性をどう活かそうか?また、弱点を逆利用できないか?みたいに・・・。
毎週にようにバンカー練習場に通い、実験したり発見したり楽しい!
バンカーショットが得意!なんてちょっとカッコ良さそうですし(笑)。
バンカーショットを2本のウェッジで使い分け
私のセッティングは特殊です。アプローチウェッジがスチールシャフトで、一般的には硬く重くすることの多いサンドウェッジがカーボンシャフトです。
フルショット用とグリーン周り用という目的別のクラブにしてあります。
ウェッジのスペック
AW 35.25インチ 53.0度 柔らかいスチール
SW 34.50インチ 55.5度 柔らかいカーボン
サンドウェッジをカーボンシャフトにしたことで、グリーン周りからのアプローチは画期的にやさしくなったのですが、当初バンカーショットに課題を残していました。
これは、ハンドダウンに構えて、シャフトのしなりを活かして振り幅を小さくしただけで即解決しましたが、ボールが上がり過ぎるのである程度の距離しか出せません。
そこでアプローチウェッジも使おう!ということにしました。
アプローチウェッジでバンカーショットをしてみたら
どういう使い分けができるだろう?ってことで、まずは普通に少しだけフェースを開いてかるくパスンとボールの少し手前の砂に落としてみました。
フツーにキレイに上がって行きました!
あれ?こんなに高いボールが打てるならサンドウェッジ要らない?
と思ってしまうほどうほど、いとも簡単に。
フェース開いて砂を爆発させれば、高いボールも普通に打てました。
上げて距離を出さない時は、フェースを開いてソールをドスン!砂をその場で爆発させるイメージで、距離が欲しい時は、あまり開かず砂を前方へ!というイメージ。
思いがけず贅沢な悩みとなりました。
ただ、カーボンのサンドウェッジだと、小さな振り幅でもボールが限りなく高く上がるので、これはこれで使い道があります。
今後も実験や練習、コースでの成果で使い分けを考える予定。
カーボンシャフトの特性を活かした目玉バンカー打ち
カーボンシャフトのサンドウェッジでスピードをつけ過ぎると、フェースが下を向いて砂に潜ってしまうという特性があります。
これを欠点とばかり思っていましたが、長所に変える使い道を発見しました。
それは、バンカーの目玉ショット!
構え方は定番のかぶせ打ちで、目玉ごと砂を前方に飛ばす感覚です。
上の動画でも最後の方で目玉打ちをやっていますので、ご参考まで。
あまり極端にかぶせると結構飛んでしまいました。最初に試した時は、あまりに綺麗に出るので驚いたほどでした。
あまりかぶせず、目玉の抵抗を感じてクラブを入れるとあまり飛ばないので、多少の距離感なら出せそうな気さえしてきました。
いろいろ試していると、思わぬ発見があるものです。
バンカー名人めざして、今後も頑張ります!
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いわゆるFグラインドはバンカーに最適。