
プレ男レッスンでおなじみ室屋修一コーチ監修のレッスンを見学してきました。対象は100切り目標なんですが、理由は自分にも役立つ内容だと思ったからです。どんな内容なのかは企業秘密部分を除いて、許可を得た部分だけを紹介してみます。
4カテゴリ×レベル別のレッスン
室屋修一コーチが今回手掛けるレッスンプログラムは、大きく分けて4つのカテゴリに分けられるそうです。それを3段階のレベルに分けた全12カテゴリとのこと。
4つのレッスンカテゴリ
・パター
・アプローチ
・セカンドショット
・ティーショット
これを、100切り、90切り、80切りという3つのレベルに分けた合計12のレッスン構成とのことでした。目標がシングルハンデというところまであるようです。

また、「ワンポイントレッスン」とか「いつまで通えば?」というものではなく、各カテゴリに卒業試験みたいなものがあって、目標を具体的にクリアさせて行くとか。
詳しく聞いたところ、いきなり「ショット」を教えることはなく、「アプローチ」で基本を習得して、これをクリアした人が次の「ショット」のカテゴリに進めるとのこと。
ゴルフのレッスンというと、フルショット中心のイメージがありますが、
ここまで基本にこだわるのか?
と心配になるほどの徹底ぶりでした(笑)。「徹底」というと、基本ばかりをやらされるスパルタ的というか、ストイックな内容を連想しますが、飽きずに体感できる仕掛けもあったりして、そこに興味を持ったわけです。
今回見学したのは100切りアプローチ編
今回見学させてもらったのは、100切りレベルのアプローチ編。担当の講師はLPGAの若林由美プロ。人あたりの良い女子プロに習えるのは安心感があります。

私が興味を持ったのは、レッスンに用意されたこの道具。
短尺クラブでご存知!チップゴルフ工房で販売している「短い軽い柔らかい」のカーボンシャフト製ウェッジでした。
私自身が使っているスペックということもありますが、これらを使ったレッスンプログラムが室屋コーチ監修で開催されるという所がキモです。
もちろんシャフトの販売会ではないのですが、室屋コーチが「上達するためのクラブ」としてこれらをチョイスしたところに興味津津となりました。
基本すぎるけど誰も教えてくれなかった部分

目標スコアを実現させる!特に100切りという部分は、頭の中の考え方ひとつで達成できることも多いです。それゆえに、いきなりスイングしてどうこうよりは、これから教わることになる「キモ」の部分の解説からレッスンが始まりました。
最初の30分は、テキストを使った講義。
その後50分で、実際のレッスン。

こういう流れで、今回応募された生徒さんは100切り目標の4名。
ゴルフを始めたばかりの方や、100切りしたことはあるけど足踏みしている方、安定して100が切れない方、などぞれぞれの4名でした。
柔らかいシャフトのウェッジを使って、たった5Yの距離を打つ。
この極めて小さな動きの中で、理想的なインパクトを覚える。

ひと言で表現すると、こんな感じの内容でした。グリップ、シャフト、ヘッドの関係を動きながら体感していくような感じです。この流れで50Yくらいまでをコントロールできるようにするのが、このカテゴリの大きなテーマとなっていました。
全レベルに通じるレッスン内容
アプローチ編と言いながらも、室屋コーチらしく「インパクトの瞬間」だけに特化したレッスン内容だったと思います。私もプライベートレッスン生の1人ですが、今回この100切りアプローチ編を「盗み見」して、かなり得した気持ちになりました(笑)。
今回の見学は無料ですからね(笑)。
こんなことを書くと次からお金を取られそうですが(笑)、是非次はこれのパッティング編を見学させてもらいたいと思っています。

室屋コーチ談
今回の内容は一見地味だけど、本当に大事なことを最初に伝えてそれを体感してもらわないと、結局どこかでつまづいて、最後は教える側に跳ね返ってきますから。
まずはインパクト、次にインパクトのためのダウンスイング、ダウンスイングのための切り返し、そのためのテークバック、そのためのアドレスやグリップ。
これまでの一般的なレッスンとは逆かもしれないけれど、最も大切な部分から知って体感してもらうという「教え」の基本中の基本を見させていただきました。
※お問い合わせ・申し込みはメールでどうぞ!
若林由美プロ(LPGA会員)
場所:inGOLF(池袋本町)
日時:随時
y.wakabayashi.jy@gmail.com