パターレッスン若林由美プロ

プレ男レッスンでおなじみ室屋コーチ監修のパターレッスンを見学してきました。「パットに型なし」と言われる中でどんな内容なんだろう?と興味があったからです。


「パットに型なし」はやっかいな言葉


最初に私見になりますが、「パットに型なし」という言葉は実にやっかいです。この言葉のせいか、私の周りにも大きく2パターンの人がいます。

・何もしない人。
・自分の型を作る人。

何もしないというのは語弊がありますが、要するに「自分の型がない人」です。型がある人からすると「何もしていない」のと同じだと思います。

今回見学させてもらって、このレッスンは「それぞれの型」を作るためのヒントをもらえるレッスンだと感じました。このレッスンで得たことを今後どう使うか?は生徒次第ということになるのでしょうけど、「型を作る」きっかけになるのででしょうね。


レッスン前の講習をみっちり行う


若林由美プロのパターレッスン

担当するコーチはLPGAの若林由美プロです。まず実技のレッスン前に別室での講義がありました。これから行うレッスンの内容と必要性の説明でした。

いきなりレッスンに入らない!

せっかちな性格の人もいると思いますが、頭の中の準備というか、こうしてレッスン前に解説を聞くことができるのは、習う側としてはとてもありがたいです。

最初の30分はテキストを使った講習。
その後の50分で実技のレッスン。

アプローチレッスンの時と同じ流れでした。

スコアアップに最も重要と言われながら、最も練習しないのがパッティングです。練習するにも地味ですし、ショットのミスほど大きな恥もかきません。

ここに大きな罠があると同時に、他人と差をつける恰好の部分にもなります。

講習も含めてパットのレッスンにこれだけじっくり時間を割くというのは、興味もありましたし、見学して大変参考になりました。


自分のテンポをみつける


メトロノームを使ったパターレッスン

実技レッスンの主な内容は、小さめのバックスイングから自分に合ったストロークのテンポを見つけるというものでした。レッスンにはメトロノームが使われていました。

私も過去に似た方法で習ったことがありました。

リズムに合わせてストロークするのですが、芯を外さないでしっかりボールに力を伝えるという内容だったのを思い出します。あれ以来パットが変わりました。

これには、

診て管理してくれるコーチがいることも大切!

だと思います。

同じテークバックから、目標の距離に対してボールにしっかり力を伝えていくという体感作業ですが、距離が変わるといきなりブレることが多いですから。


型はないけれど基本は大切


パターレッスンの様子

パットだけのレッスン。アプローチやショットよりも面白い内容でした。パッティングに自信がついてくると、ゴルフ全体が楽しく面白くなると思います。

ドライバーがいくら飛んでも、どれだけパーオンしても、最後はパットが寄ったり入らないとスコアにはなりませんから。

分かっちゃいるけど、やろうとしない!

若林プロ談
パターレッスンってピンと来ないせいか、なかなか生徒さんも集まりにくいジャンルなんですよね。このレッスンをきっかけに、何を練習すればいいか?どう進歩させるか?を生徒さんそれぞれが考えてもらって、重要だと知ってもらえると嬉しいですね。

レッスンでは、各生徒別に動画付きのカルテも作ってもらえるので、それが今後の目標や練習材料にもなりそうです。


※お問い合わせ・申し込みはメールで!
若林由美プロ(LPGA会員)
場所:inGOLF(池袋本町)
日時:随時
y.wakabayashi.jy@gmail.com