室屋修一講習会

「プレ男レッスン」でおなじみ室屋修一ゴルフコーチの講習会に参加してきました。大切な基本への理解が深まる内容で、大変意味のあるレッスン講習会でした。




講習会というレッスン


今回は、参加者が実際に打ってレッスンを受けるという内容ではなく、参加者は「座って話を聞くだけ」という講習会形式の「聞くレッスン」でした。

以前、会社員プロゴルファー田村尚之プロのレッスン&トークショーに参加したことがありましたが、この「聴く」ということが大変ためになった覚えがあります。


少人数制の進学塾


みたいな感じでしょうかね。

実際に打ちながらレッスンを受けるわけではないので、人によっては参加費がもったいないと感じることもあるでしょう。でも「打ちながら」という時間が省かれるし、ボールとクラブがあると、教える側も教わる側も焦点が曇ることもあります。


ボールもクラブもないことの利点


これを求めたのが講習形式のレッスン会です。

最初は「講習会って何するのかな?」とも思いましたが、結果的には打ちながらのレッスンより面白かったかも。通常のレッスンでは、頭の中で整理する時間がないので、ちゃんと理解できるという意味ではこういう「レッスン」もアリかと思いました。


頭の中を整理して練習に生かす


室屋修一講習会の様子

練習場で何を練習するか?は人によって様々です。テークバックを気にしたり、トップの位置や向きを気にしたり、フィニッシュに意識を置いたり、スイングプレーンをチェックしてみたり、アドレスを替えてみたり、時には道具に悩んでみたり。

いずれもボールを打つために必要な動作や内容で、最終目的である「インパクト」をするため、またそれを「コントロールするため」のものです。

ということで、こういうテーマがありました。


技術練習よりも大切な、頭の中の整理。


極端に言うと室屋コーチは「インパクト」しか教えません。こう言い切ると語弊があるかもしれないので追加すると、「インパクトをコントロールしよう!」かな。

これをするための切り返しであり、そのためのテークバックであり、そのための初動やアドレスであり、それを感じるための道具選びという順番です。

今回の講習は、

基本というのはこういうことですよ!

ということ教わり、整理してくれた内容でした。

ゴルフの悩みは人それぞれで、覚えたい内容もそれぞれですが、最終的に何をするためのソレなのかをよく理解しましょう!というのが講義の中心でした。


聞くはレッスンは、知るレッスン


聞くだけのレッスンは、想像だけするとDVDを観ているのと同じですが、実際に打ちながら教わるよりもピンポイントに吸収力が高いと感じました。

DVD視聴と違うところは、本人が目の前にいるので質問ができるという点。また語る側が、参加者の表情やリアクションを見ながら対応してもらえる点です。


聞く→聴く→知るレッスン


聞くレッスンとして始まり、
聴くようになって
知る(理解する)。


独自で練習しようが、誰かに習おうが、メディアから学ぼうが、常に今回学んだ内容を意識して、もし悩んでしまっても戻れる場所を提案してくれたようでした。


何をどうやってもいいけど、脱線しないように!


とは言われませんでしたが、こんなところでしょうか。


講習会を体験したまとめ


私はありがたいことに、レッスン以外でも室屋コーチと接したり、雑談も含めて話す機会が多々あります。そしてレッスン時間外に学んだことが多くあります。

講習会は今後も適時開催されるので、詳しい内容は避けますが、

アドレス、テークバックから教える方がラク。

とか、

切り返しがスタート!

など。

参加者にとって目からウロコの内容が今回もありました。

室屋修一コーチの講習会

最後に、「次の練習で試して欲しいこと」という練習方法ネタも登場しました。この時ばかりは全員ペンをクラブに見立てて腕を動かす時間帯になっていました。

実際の練習に役立ててみて、もし不明な点や質問などがあれば後日メールしても対応してくれるとのことでした。皆さん、質問責めして困らせてやりましょう(笑)。

講習会は、「上達志向の熱心なゴルファー向け」として開催されていました。今後は初心者向けとか、コースマネジメントとかの「頭のレッスン」も希望したいです。


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室屋修一ゴルフコーチ講習会のお知らせ