ゴルフのフックボール矯正中練習打席

ボール位置によるスイングプレーン矯正から約2週間。ここにきてやっと明らかな変化が出てきました。やはり矯正するためには極端な方法を取るのが1番ですね。

フェードを打って矯正するのでしばらくは飛距離が落ちていましたが、この練習によってインパクトがしっかりしてきました。飛ぶようになったとは言いませんが、ボールに力を伝えることがラクになって、インパクトへの意識が全く違うものになりました。


矯正方法はボールの位置変更だけ


アウトサイドインにしか振れない位置にボールをセットする矯正方法です。左足の前や外側といった位置にボールをセットします。それもなくべく派手に!

最初は引っ掛ける心配を感じましたが、それはインパクト時にフェースが被っているということなので、そういうこともよく分かるボール位置だと分かりました。


このボール位置でダフらずにきちんと当てるには、かなりハンドファーストでインパクトしないとだめですし、身体も思い切って飛球線方向へ向ける必要があります。

視覚的な意識もかなり変わって、身体が覚えることも多い方法です。

まだまだ大きくスライスすることがあったり、ボールが右に飛びだしてしまったり、左に真っ直ぐ飛んでしまうこともありますが、これを続けながら今後は微調整です。


アイアンの弾道データ


フック矯正中7番アイアン

シミューレーターを使った7番アイアンの弾道データです。矯正用の位置よりは少し中にボールを入れて実戦向きとして約10球打ったものです。

これでもスライスを打っている感覚です(笑)。

方向性がよくなってかなり安心して振れるようになりました。キャリーの飛距離は135〜145Yくらい。練習場で打つ距離としては少し落ちましたがまだまだ感覚を身に付ける作業中なので、あまり欲張らずに続けていきたいと思っています。

実は6番アイアンではまだドローボールしか打てません。

でもフックではなくなったので、成果は出ていると思います。また7番アイアンからはどちらかと言うと、「飛ばしたい」クラブになるので、このまま調整を続けます。


ユーティリティの弾道データ


フックボール矯正中ユーティリティの弾道

実はユーティリティが最も成果が出たように感じたので、この記事を書こうと思ったんですが、撮影中は成果の感じられる弾道が打てませんでした(笑)。

この画像でもアウトサイドインに当たっているのに、1度だけですがフェースが閉じて当たってしまっています。惜しいけれどこれが今の現実なので掲載しました。

日替わりの浮き沈みがあるようで、まだまだですね。

それでも常識の範囲でボールが飛んで行くのでまずまずだと感じています。その気になればあと+10Yですが、安定するまでの間はやめておきます。


ドライバーの弾道データ


フックボール矯正中ドライバーの弾道

ドライバーは大きくティーアップできるので比較的ラクに成果を出せました。ただそれなりにまだミスする範囲は広いです。でもフックすることはほぼなくなりました。

まあ、ボール位置からしてフック打つのは無理なんですけど。

この矯正によってインパクト時のグリップ位置がかなり変わりました。矯正方法としてボールを左に高くセットするわけですが、引っ掛けないためにグリップをかなり先行させなければなりません。その感覚の差が最も大きく、面白さも感じています。

位置を調整してドローを打ちに行ってもそんなに曲がらなくなりました。

ただフェード狙いはまだ不安定です。左に少し曲げてしまうこともあるし、大きくスライスさせてしまうこともあります。でも今のところはフックしなければ合格です。


矯正して目指す理想


まずは心配の多いフックボールを矯正するところから始まりましたが、練習場ではその心配はなくなりました。あとはコースでどうなるかをチェックします。

最終的な理想は、

ドローもフェードも曲がり幅は最小限に!

という贅沢なものです(笑)。

落ち際にほんの少しだけ緩やかに狙った方に曲がっていくという弾道で、見た目にはほぼ真っ直ぐというのが理想ですが、これはかなりレベルが高いです。

そのうちインテンショナルなボールも、手先を使うのではなくクラブ軌道で打てれば最高ですね。それをやるために、今のクラブセッティングにしたつもりですから。