発売時から気になっていた三浦の純鉄ウェッジ。今回いよいよセッティングに入れることにしました。ブラック仕上げでソールの削りなどがカスタムオーダーです。試打して迷わず即決。シャフト選びやスペック決めに少し時間をかけてようやく完成です!
チップゴルフ工房の特注カスタム仕様
現在のウェッジに不満があったわけではありませんが、お世話になっているチップゴルフ工房で三浦技研に特注したウェッジということで、期待感を持って試打して即決。
今年2月に発売されたウェッジなので、新製品というわけではないですが、カスタム品なので納期がかかったようです。4月に完成した試打クラブは、シルバーのサテン仕上げでしたが、私の場合はブラック仕上げを希望したのでさらに今日まで待ちました。
三浦技研、待たせ過ぎです(笑)。
年明け早々に「オーダーする」とは聞いてましたが、手に入ったのがGW明けとは。ただ待った甲斐がありましたね。純正品とも打ち比べましたが全然違いました。
チップゴルフ特注カスタム品の主な特徴
まず目立って異なるのがソールの削り形状。純正品はベタっとした幅広のラウンドソールなんですが、こちらはいわゆるツアーカットソール形状で接地面を減らしてます。
抜けの良さを大きく意識したソール形状!
というわけですが、百聞は一見にしかずで実際に打つとすぐ良さが分かりました。実戦投入はこれからですが、バンカーやラフからも打つのが楽しみです。
フェース面はやや丸みを帯びた輪郭でサンドウェッジらしい形。トップブレードも薄めに仕上げてあるので、見た目が純正よりも少し小振りに見えるのがイイです。
また距離感を大切にするために、純正品よりもヒール側に重量を残したそうです。「勝手に上がる」という流行より、「距離感を大切に」という配慮だとか。
まずは見た目の感想から
このブラック仕上げは「マッドブラックボロン仕上げ」と呼ぶそうです。マットな黒なんですが、実際に見ると真っ黒というよりは少し明るめの黒でした。
これまでノーメッキをガンブルーでメンテしていて、その手間も楽しかったんですが最近少し面倒になってきました(笑)。だからサビない黒が欲しかった!
あと、三浦のクラブにケチを付ける気はないんですが、バックフェースのデザインがこれまでの三浦っぽくないのが少し残念。ロフト角表示部分とか、スピングラインドの刻印部分とか、それぞれどこかで見たことあるようなデザインで・・・。
なので、
刻印に色を入れないのは大正解でした!
ちなみに光を当てないで撮影するとマットなだけに黒々して見えます。
サンドウェッジですから、これからどんどん傷だらけになるわけですが、この塗装仕上げは本当にキレイなので、なんかキズが付くのがすごくイヤですね(笑)。
カーボンシャフトの34.5インチで組み上げ
これまでもサンドウェッジはチップゴルフオリジナルの短尺用カーボンを挿して短め仕様でしたが、もっと短くできるシャフトが発売されたのでしばらく打ち比べました。
結果、短くしたいもののアイアンと違いすぎるのを嫌って、これまでと同じ仕様で組み上げてもらいました。34.5インチで太グリップを挿して完成です。
私の場合、サンドウェッジはショートアプローチ専用で、今のところ打っても最大40Yまでしか使わないので、この太グリップがすごく良いんです!
重量やバランスは、一般的なクラブと比較できる対象にならない性格のクラブなのでもう計るのをやめました(笑)。ごめんなさい。
練習で打ってみた感想
すでに数日が経過してさんざん打ってますが、打感がとにかくソフト。グルメレポーターがよく「柔らか〜い」とか言って味のことを言わないことがありますが、実際にレンジボールを打っていると、時々「え?」と思うほど頼りない時があります。
コースボールを使うとそこまでビックリしませんが、なるべく良いボールで練習したくなるような打感かもしれませんね、これは。
また、
操作性が良いので、いろんなことを試したくもなります!
試しにライン出し気味にフルショットしてみると、室内練習場のスクリーンから跳ね返ったボールが強烈にスピンしながら転がって戻ってくるのが印象的でした。
ショートアプローチでも、ツアーカットソールのヒール側を地面に当てて、低めに強く出すとかなりスピンが効いてキュキュッと止まりそうな感じで飛んでいきます。
こちらはスクリーンから跳ね戻ってくるほどではないですが、次にコースに出た時に試してみたいと思います。足を使うアプローチ、止めるアプローチの使い分けができたら最高ですね!これもなんか出来そうな気がしちゃうから不思議です。