
先日試打させてもらってからハマってる練習用クラブの紹介です。渋野日向子プロが愛用してるってことですっかり有名になってしまったMCIプラクティスです。
このシャフトのように、ぐにゃぐにゃする練習器具ってのは以前からありますが、このMCIプラクティスは、実際にボールを打てるクラブであるということと、やはりあの「フジクラ」が作ったという部分がミソなんでしょうか。すごい人気らしいです。
試打動画アップしました!
百聞は一見にしかずですので、今回は試打動画をしっかり撮影&編集してみました。どれだけしなって、どう使えば良いのかを説明しながら撮影したつもりです。
私のようなレベルのアマチュアが使うとどうなるのか?
プロやお店の人が良さを連呼しても正直あまり響きませんしね(笑)。
ただ私の場合、普段からかなり軟らかいシャフトを愛用しているので、一般的に言われるほどの違和感がなくわりとすんなり打ててしまいました。
でもこれを販売しているゴルフ工房さんや、ゴルフコーチに聞いたところ、みなさんかなり苦労されるみたいです。あとこれで何を習得したいか?ということも大切ですね。
多くの場合、最初にどうなるか?

聞いたところによるとこれを最初に使った場合、多いパターンは「ダフる」、「プッシュアウトする」、「打ち出し角が高すぎて飛ばない」の3パターンらしいです。
いずれもハンドファーストに当たっていない時の症状です。
これを考えると、「ハンドファーストにインパクトするための練習クラブ」ということが連想されます。まあ激しくしなるシャフトなので、当然かもしれません。
切り返しからダウンスイングでゴムのようにしなってますから、そのしなったままインパクトするには、かなりのハンドファーストが必須ということでしょうか。
スイングリズムを調整する道具?

メーカー公式サイトを見ると、「安定したスイングリズムを整える」というのがこの練習用シャフトの使用目的だと説明してありました。
たしかに力まかせに振ったり、当て急いだりすると全く当たりません。
でもこれアイアンなので、そういう問題はこのMCIプラクティスを使う以前の問題のような気もしました(笑)。ちょっと意地悪な言い方ですが・・・。
MCIプラクティスの効果
・打ち急ぎを防ぐ。
・シャフトのしなりを感じるようになる。
・リズムが安定する。
これを「マイクラブでも同じように感じよう!」ということです。
これまでもあったぐにゃぐにゃ系練習器具と同じような内容ですが、これは実際にボールを打って使うので、さらに具体的な擦り合わせを体感できそうです。
カーボンにリシャフトしたくなる?

実際に使ってみて、とても良い練習道具になる予感がありましたが、同時にマイクラブのシャフトもカーボンにリシャフトしたくなりました(苦笑)。
現在、スチールの中でも極端に軟らかいゼロスのR2を使っていますが、これと比較しても相当な違いを感じます。
この違いが大きいほど、これを使った練習にジレンマを感じてしまうかも。
右にフケる
↓
小手先で左に打とうとする
↓
目的から外れる
こんな心配が・・・。
よく言われる「しなり戻りを利用して」なんてのも言語道断で、「しなったままの状態でインパクトする練習」と考えた方がより効果的な感じがしました。
同時に、
フルスイングの概念が変わる!?
という効果も期待できそう!
ということで、
最終的には、「MCIプラクティス」になるべく近いスペックにリシャフトして練習した方が良いかもしれない?と思うようになりました(笑)。
マイクラブのリシャフトも検討しつつ、もう少しこの「MCIプラクティス」を愛用しながら練習を続けてみたいと思います。
あ、そうか。
フィッティング現場に、「MCIプラクティス」を持参して交互に試しながら最適なシャフトを探すという手もありそうですね。
コメント
コメント一覧 (1)
そうですね。MCIプラクティスは、女子プロからの要望で作られたとのことなので、女子プロの愛用クラブに近い範囲で軟らかく作ったものかもですね。軟らかすぎるにせよ、これでも普通にコースに出られそうですから。